今日も、いろんな電話がかかってきて相談を受けた。その中で、「特別の法律により設立される民間法人」というものを発見した。
相談自体はよくあるものだ。国の省庁が新たな技術基準を設け、ある特定の業者が作成した商品しか事実上利用できないようになってしまった、という業者の人からの電話だ。市民オンブズマンは自分の利益になることの相談は受けない、個別に弁護士に相談されては、といったものの、つい話を聞いてしまった。できることといったら、パブリックコメントを募集していたら意見を提出しては。天下りになっているはずだから、調査して記者クラブで発表したら、さらにその技術が導入される際の役所の言い分に関して情報公開請求してみては。
天下り先に対しても、特殊法人や独立行政法人なら独立行政法人等情報公開法の対象となり、直接情報公開請求が出来る。しかしながら、今回は「特別の法律により設立される民間法人」であった。情報公開請求の対象ではない。しかしながら、扱う金額が半端ではない。その団体のお墨付きを得ないと、世の中に出回らないというものであるにもかかわらず、民間法人とはいったい? 日本行政書士会連合会や日本司法書士会連合会はまだしも、ガスボンベや消火器のお墨付きを出す「民間法人」の実態とは?
当該団体もやはり天下りの役人が多く在籍していた。このような「お墨付き団体」に流れる税金・利用料は一体いくらくらいになるのだろうか。同様の団体は財団法人・社団法人にもあるだろう。このような団体に税金・利用料を吸い取られていくと思うと、悲しくてしょうがない。せめて情報公開請求ができれば、広く市民に事実を知らせられるのに。
特別の法律により設立される民間法人へのリンク(
社団法人政府資料等普及調査会)
http://www.gioss.or.jp/link/linklink.htm