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2025年 11月 15日
独立の監視は、独立の資金でしか守れない。 市民団体「全国市民オンブズマン連絡会議」は、行政や企業から1円も補助金・助成金を受け取らない独立の原則で、32年、税金の無駄遣いと不正に向き合ってきました。 ところが2025年12月末、常勤事務局の人件費が尽き、全国調査と全国大会という中枢が止まる瀬戸際です。 月500円からの「マンスリーサポーター」で、独立の監視をあなたの手で継続するため、チラシが完成しました。 寄付並びに情報の拡散、チラシの配布のご協力をお願いいたします。 ◇これまで32年間、全国規模で追及してきました 今後も行政や企業から独立して監視を続けます 私たちは、情報公開請求や住民監査請求・住民訴訟を駆使し、国や地方自治体をチェックし続けてきました。 膨大な資料を後世に残すため、あなたの少しの優しさが大きな支えになります。 ◇市民オンブズ活動の仕組み ・Step.01 情報公開請求を行い、役所の資料を分析します ・Step.02 問題点を指摘し、住民監査請求・住民訴訟を行います ・Step.03 裁判で勝ち、違法な支出を自治体に返還させます ◇寄付の手順 ①コングラントのサイトを訪問 マンスリーサポーターサイト「コングラント」を訪問 ②クレジットカード情報を入力 上記サイトから最短1分。毎月決められた額がクレジットカードから引き落とされます。ゆうちょ銀行からの引き落としも可能です(以下連絡先にお問い合わせください)。 ③市民オンブズ活動に使います 寄付されたお金は、「NPO法人 情報公開市民センター」 による資料の保存・提供、市民オンブズマンの活動の継続のために使います。 ◇寄付の注意事項 ・寄付金控除は受けられません 残念ながら、「ふるさと納税」のような寄付金控除は受けられません。あらかじめご了承ください。 ・いつでも解約できます 受け付けは毎月500円から。いつでも解約できます。増額も可能です。 ・定期的に活動状況を報告します 「コングラント」ページに、定期的に活動状況をアップします。ぜひご覧ください。 ・2026年9月末までに200人目標 全国市民オンブズマン連絡会議が母体となって設立し、事務作業を担当している「NPO法人 情報公開市民センター」への支援を募集します。2025年12月末までにマンスリーサポーター50人、2026年9月末までに200人を目指しています。 ◇連絡先 全国市民オンブズマン連絡会議/NPO法人 情報公開市民センター [住 所]〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-7-9 チサンマンション丸の内第2 502 [電 話]052-953-8052 [メール]office@ombudsman.jp info@jkcc.gr.jp #
by ombuds
| 2025-11-15 23:59
| マンスリーサポーター
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2025年 11月 13日
請願文が読み上げられたあと、委員から一言も質問もなく数秒で『保留』――。 市民がようやく出した『名古屋城木造復元に関する説明会を開いてほしい』という声に、名古屋市議会経済水道委員会は沈黙で応じました。 2023年6月市民討論会における差別発言以降、全く開かれなくなった名古屋城木造復元に関する市民説明会。 名古屋市だけでなく、事業者の竹中工務店の考えも、市民は知ることができません。 名古屋城木造復元を誰が決めるのか――市民か、行政か、沈黙する議会か。『市民の声を行政にぶつける』はずの市議会の存在意義が、いま問われています。 ・2025年11月13日(木曜日)午後3時30分 名古屋市議会経済水道委員会 (1)請願審査(観光文化交流局関係) 令和7年請願第10号 名古屋城天守閣整備事業の現状に関する市民説明会の開催を求める件 ・名古屋市民オンブズマンによる、半自動文字起こしアプリによる文字起こし ◆市民は3つの理由から市民説明会を求めた 請願事項によれば、市民は以下3つの理由から市民説明会開催を求めました。 1.木造天守閣基本計画が8年の検討期間を経ても作成されていない理由と事情を明らかにせよ 2.現行法を踏まえると、史実とは明らかに異なる構造と内観にならざるを得ないことを市民に公表せよ 3.木造復元と、従来からの耐震改修計画の両者を比較し、民意に沿った天守閣整備を実施せよ ◆市「市民の皆様にご理解をいただきたい」が、市民向け説明会開催を明言せず 名古屋市観光文化交流局は「2024年9月に差別事案に係る検証委員会の最終報告が示され、2025年5月に総括を取りまとめた。現在障害者団体等に丁寧に説明を行っている。 事業の再開に当たっては、市民向け説明会等の開催も含め、市民の皆様にしっかりと説明していくことを検討している」と述べるにとどまり、いつ、どのような形で市民向け説明会を開くのかは明言しませんでした。 ◆名古屋市議会経済水道委員会委員はだれも発言せず 上記に対し、名古屋市議会経済水道委員会委員はだれも発言せず、正副委員長としては「保留」とし、その旨了承されました。 ◇市民への説明と、「竹中工務店の考え」を聞きたい 名古屋城木造復元に関する市民向け説明会を早期に行うべきなのはその通りです。 ただ、市民向け説明会のよかったことは、名古屋市だけでなく、名古屋市と基本協定を結んでいる竹中工務店が壇上に上がって、市民からの質問に答えていたことです。 2023年6月差別発言以降、名古屋城木造復元に関して竹中工務店はどう考えているのか?2025年11月22日読売新聞での広沢市長発言「リニア開業前に完成させたい」「約500億円の復元費用はもう一回見積もり直さないといけない」発言をどう思っているのか、竹中工務店の姿が全く見えてきません。 名古屋市民オンブズマンとしては、少なくとも次の2点を求めたいと考えます。 ・名古屋市と竹中工務店がそろって壇上に立つ、市民向け説明会の早期開催 ・説明会の場で、木造復元と従来の耐震改修案を比較した資料の提示 ◇あなたにできること(今週から) ①シェア:まずは、この記事を広げてください。『説明会すら開かれていない』という事実を、名古屋の外にも知ってもらうことが、議会と市を動かす最初の一歩です。 ②議会に注目:11月25日〜12月3日の本会議・委員会は、名古屋城の行方を左右する日程です。傍聴やネット中継で、一緒に議論の中身を見届けてください。 ③支える:委員会・審議の傍聴と文字起こし、市への情報公開請求など、見張るには継続的な人手と資金が必要です。名古屋市民オンブズマンの活動を、参加・寄付というかたちで支えてください。 「説明会すら開かれないまま、事業だけが進んでいく」ことを止められるかどうかは、市民の監視と参加にかかっています。 ■今後の予定 ・2025年11月15日(土)14:00 「有形文化財登録を求める会」月例@市政資料館 ・2025年11月21日(金)10:00以降 名古屋市議会本会議 ・2025年11月22日(土)13:00 「三河湾の残石ー吉田城と名古屋城の石垣ー」(豊橋市公会堂) ・2025年11月25日(火)午後 名古屋市議会本会議 浅井正仁議員(自民)質問 名古屋城天守閣木造復元について ・2025年11月27日(木)10:30 名古屋市議会経済水道委員会 付議議案審査[質疑(経済局・観光文化交流局関係)] ・2025年11月28日(金)13:00~ 第2回名古屋市障害者施策推進協議会(市役所本庁舎5階) ・2025年12月1日(月)10:30 名古屋市議会経済水道委員会付議議案審査[総括質疑(経済局・観光文化交流局関係)] ・2025年12月3日(水)10:30 名古屋市議会経済水道委員会付議議案審査[意思決定(3局一括)] ・2026年1月16日(金)10:00~ 令和7年度第1回名古屋市障害者差別解消調整委員会・令和7年度第2回名古屋市障害者差別解消支援会議(合同開催)(名古屋市公館) ------- ・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ ・名古屋市民オンブズマンブログ 名古屋城問題 #
by ombuds
| 2025-11-13 23:59
| 名古屋城
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2025年 11月 11日
またもや「非公開」。しかも氏名は黒塗り——。 河村前市長時代の反省から生まれたはずの《当事者参画の場》が、2回目も一般市民を締め出して開かれました。しかも配布資料の氏名は黒塗り——。 条例がうたう“原則公開”の趣旨に適合していない運用と言わざるを得ません。 そもそも、名古屋城木造復元のバリアフリーのあり方を「文化庁」不在で決めてよいのでしょうか。 本記事では、 ①《当事者参画の場》の運営が、市条例の「原則公開」に反しているのではないか ②文化庁も関与しない場で、名古屋城木造復元のバリアフリー方針を既成事実化してよいのか の二点を中心に、資料と関係者の発言から検証します。 ■1.何が起きたか(非公開/告知なし/黒塗り/重複77.8%) 2025年9月11日第1回実施に引き続き、2025年11月11日第2回《当事者参画の場》は、事前の会議告知がなく、一般傍聴不可。配布資料の出席者氏名は黒塗りで提供されました。 参加団体は18のうち14が過去3会議と重複(77.8%)。新たな視点の取り込みや検証の連続性に疑問が残ります。 以下情報提供を受けましたのでアップします(経緯は後述)。 ・2025年11月11日 バリアフリー整備相談支援事業 第3回 当事者参画の場 配布資料 ・名古屋市バリアフリー整備相談支援事業実施要綱 ■2.「当事者参画の場」が開催されたことをまたも新聞で知る 過去、名古屋市民オンブズマンは、可能な限り名古屋城木造復元について傍聴を行ってきました。 しかしながら、今回の「当事者参画の場」があったことは翌日の新聞記事で知りました。手続の透明性に重大な懸念が残ります。 配布資料について、健康福祉局に問い合わせ、情報提供を受けました。 「当事者参画の場」自体の問題点は第1回の際のブログに記載しました。 ■3.名古屋市「バリアフリー法準拠の11人乗りエレベーターは不可能」認める 資料の中で、名古屋市は「史実性とバリアフリーの両立を目指す」としながら、「バリアフリー法準拠の11人乗りエレベーター」については「伝統的な木造軸組建築である木造天守の構造、形式等に高い蓋然性を確保することが困難であり、設置できない」と明言しています。 「名古屋市の論理に立てば、両立は不可能と言っているに等しい」のです。 ■4.当事者は「公開の専門会議」を求めている 名古屋市民オンブズマンメンバーは当日傍聴はできませんでした。 しかしながら、2025年11月6日に行われた、「名古屋城木造天守にエレベーターを求める実行委員会」と広沢市長との面談の中で、同実行委員会は「もっと多くの障害当事者が参画でき、オープンな場で十分議論ができる専門の会議体を設置してください 」と述べています。 ■5.専門家も「文化庁承認の場で議論を」と指摘 千田嘉博・名古屋市立大教授は、上記実行委員会と市長面談に関し、Xで「史跡整備の手順から考えておかしいのではないか。史跡整備に係る内容は、名古屋市長から委任を受け、文化庁が承認した専門家会議の場で議論すべき」と述べています。 千田教授はなぜか「当事者参画の場」については触れていませんが、そもそも非公開で行われており、名古屋城関係の有識者すら存在を知らない可能性があります。 千田教授の「文化庁が承認した専門家会議」とは何を指すかいまいちわかりかねます。 (名古屋城の有識者会議で、文化庁が承認した専門家会議がどれかは、名古屋市の資料では明記されていません) 可能性のあるのは、「特別史跡名古屋城跡バリアフリー検討会議」ですが、第5回会議(2023年6月5日)以降もう2年半も開催されていません。 今回の「当事者参画の場」が文化庁が承認した専門家会議なのか。 そうでないなら、きちんとした場で議論すべきだとは思いますが、10年近くこじれにこじれている名古屋城木造復元事業の問題を解決するためには、一般的に、市長と多様な市民が意見交換すること自体は活発に行うべきだと考えます。 ■6.あなたにできること(今週から) ①シェア:この記事を拡散し、非公開で進む名古屋城の現状を市民全体の問題として可視化する。 ②議会に注目:11月25日〜12月3日の本会議・委員会で、名古屋城とバリアフリーがどう扱われるかを一緒に見届ける。 ③支える:オンブズの監視継続に、参加・寄付というかたちで加わってください。 ■今後の予定 特に、11月下旬〜12月上旬の市議会・委員会は、名古屋城木造復元とバリアフリーの今後を左右する山場です。以下の予定のうち、参加できるものがあれば、ぜひ足を運んでください。 ・2025年11月12日(水)14:30 第42回 庭園部会@西の丸会議室(傍聴可) ・2025年11月15日(土)14:00 「有形文化財登録を求める会」月例@市政資料館 ・2025年11月21日(金)10:00以降 名古屋市議会本会議 ・2025年11月22日(土)13:00 「三河湾の残石ー吉田城と名古屋城の石垣ー」(豊橋市公会堂) ・2025年11月25日(火)午後 名古屋市議会本会議 浅井正仁議員(自民)質問 名古屋城天守閣木造復元について ・2025年11月27日(木)10:30 名古屋市議会経済水道委員会 付議議案審査[質疑(経済局・観光文化交流局関係)] ・2025年11月28日(金)13:00~ 第2回名古屋市障害者施策推進協議会(市役所本庁舎5階) ・2025年12月1日(月)10:30 名古屋市議会経済水道委員会付議議案審査[総括質疑(経済局・観光文化交流局関係)] ・2025年12月3日(水)10:30 名古屋市議会経済水道委員会付議議案審査[意思決定(3局一括)] ・2026年1月16日(金)10:00~ 令和7年度第1回名古屋市障害者差別解消調整委員会・令和7年度第2回名古屋市障害者差別解消支援会議(合同開催)(名古屋市公館) ------- ・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ ・名古屋市民オンブズマンブログ 名古屋城問題 #
by ombuds
| 2025-11-11 23:59
| 名古屋城
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2025年 11月 08日
800人満席の会場で、名古屋城木造復元や、市長・副市長のハラスメント問題には一言も触れられませんでした。 「信長はハラスメントの塊。しかも部下に『武辺道がなっていない』とだけ言う」。 公開講座の壇上で、千田嘉博教授はそう語りました。 その隣で、広沢一郎名古屋市長は「前任者は『自称信長』。私は秀吉か秀長タイプ」と応じました。 千田教授は、「名古屋市役所には大変な数の職員がいる。『市役所道を全う』してほしい」とも語りました。 では、市長自身の「市長道」はどうでしょうか――。 この場では語られなかった「いま現在の名古屋市政」の問題は、どこに置かれているのでしょうか。 ◇会場は満員も、録音録画・撮影は禁止 詳細はメモで 2025年11月8日に開催された、「名古屋市立大学寄付講座(近世名古屋学)公開講座 豊臣秀吉と秀長 -夢と希望の下剋上サクセスストーリー-」は800人の会場が満員。 抽選も行われました。今回、抽選に当たったため、資料とメモをアップします。 録音録画・撮影は禁止されました。 ・2025年11月8日 名古屋市立大学寄付講座(近世名古屋学)公開講座 豊臣秀吉と秀長 -夢と希望の下剋上サクセスストーリー- 配布資料 ・名古屋市民オンブズマンによるメモ ◇広沢市長「金メダル噛んだ上司にどうしようかと」 広沢市長は「信長はすぐ切腹をいいつけた。秀吉・秀長は、超パワハラ上司ではあったが、家柄がいい武将を押しのけて活躍した。本能寺の変後、チャンスが回ってきた。 私も金メダル噛んだ上司がいて、副市長としてどうしようかと考えた。 前任者は『自称信長』。私は秀吉か秀長タイプ。上司にあわせた処世術が必要」と述べました。 ◇千田教授「信長は部下に『武辺道がなっていない』」 千田教授は、「信長はハラスメントの塊。織田家のトップとして方針を示さないと部下は困るが、信長は抽象的なことしか言わず、具体的なことを言わない。 信長は『武辺道がなっていない』と言ったが、基準がまちまち」と述べ、広沢市長は「令和の時代 ハラスメントはないと信じている」と述べました。 ◆広沢市長は、河村前市長を乗り越えられるか 歴史上の信長・秀吉・秀長の話で盛り上がった壇上とは別に、現実の名古屋市役所では、いま何が起きているのでしょうか。 現在、「市長及び副市長のハラスメント事案に関する第三者調査委員会」が設置され、河村たかし前市長と、松雄俊憲副市長について調査が行われています。 それと関係があるかわかりませんが、松雄副市長は2025年12月15日の任期満了に伴い退任予定とのこと。 広沢市長は、名古屋城木造復元に関し、少なくとも河村前市長の以下の点を明らかにする必要があります。 ①バリアフリー 2018年の「エレベーターを設置しない方針」を出した経緯 ②議会の付帯決議を無視し、木材を約40億円購入した経緯 ③名古屋城関係職員へのパワーハラスメント これらをきちんと説明できるかどうかが、前市長を乗り越えられるかどうかの試金石になります。 広沢市長が「自称信長」だった前任者を本当に乗り越えられるかどうかは、名古屋城木造復元とハラスメント問題という「負の遺産」の検証から逃げないかどうかにかかっています。 ◇あなたに出来る3つのこと いま、名古屋市役所の「信長流」とも言われたハラスメントが、第三者の場で検証されようとしています。 その行方しだいで、名古屋城木造復元の中身や、障害者施策の方向性も大きく変わりかねません。 一市民としてできることは小さいかもしれませんが、積み重ねれば大きな力になります。 ・レベル1(1分):この記事をシェアする ・レベル2(10分):名古屋城への考えを、友人・地元市議・市長に伝える (例:「エレベーターなしで本当にいいのか」「ハラスメント調査をきちんとしてほしい」など、ひと言でも構いません) ・レベル3(継続):名古屋市民オンブズマンを支援する ◇今後の予定 ・2025年11月11日(火)名古屋市 バリアフリー整備相談支援事業 第3回当事者参画の場(非公開) ・2025年11月12日(水)14:30 第42回 庭園部会@西の丸会議室(傍聴可) ・2025年11月15日(土)14:00 「有形文化財登録を求める会」月例@市政資料館 ・2025年11月21日(金)10:00以降 名古屋市議会本会議 ・2025年11月22日(土)13:00 「三河湾の残石ー吉田城と名古屋城の石垣ー」(豊橋市公会堂) ・2025年11月28日(金)13:00~ 第2回名古屋市障害者施策推進協議会(市役所本庁舎5階) ・2026年1月16日(金)10:00~ 令和7年度第1回名古屋市障害者差別解消調整委員会・令和7年度第2回名古屋市障害者差別解消支援会議(合同開催)(名古屋市公館) ------- ・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ ・名古屋市民オンブズマンブログ 名古屋城問題 #
by ombuds
| 2025-11-08 23:59
| 名古屋城
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2025年 11月 06日
◆面談の様子 「100年後、『バリアフリーもできていない城を建てた市長』と言われますよ。」 2025年11月6日、名古屋城木造天守のバリアフリーを求める障害者団体が、就任から1年を経てようやく広沢一郎・名古屋市長との面談にこぎつけました。 しかし、60分の場で発言できた当事者は13人中8人だけ。市長から返ってきたのは、「柱や梁を傷つけないため、小型昇降機を1階ずつ上がる方式でいく」という従来方針の繰り返しでした。 「現天守には誰もが乗れる23人乗りエレベーターが2基ある。家族や友人と一緒に最上階まで上がれる城を」と訴えた障害者の声は、最後までかみ合わないままでした。 ◆今回の面談で見えた「ズレ」 端的にいえば、市長側は「柱や梁を傷つけないことを最優先し、小型昇降機で対応する」という枠から出ようとせず、当事者側は「障害の有無にかかわらず、家族や友人と一緒に最上階まで上がれることこそバリアフリーだ」と繰り返し訴えた、という構図でした。 「名古屋城木造天守にエレベーター設置を実現する実行委員会」は、2024年11月の名古屋市長選のときから広沢候補(当時)との面談を求めてきましたが、実際に実現したのは就任から1年後のこの日。 限られた1時間のなかで、当事者からは「現天守閣には23人乗りエレベーターが2基ある。バリアフリーのため、『外部エレベーター』や、『柱や梁を切ってつける内部大型エレベーター』も検討できないか」と具体的な提案が出ました。 しかし、市長や担当職員は「小型昇降機でも『史実に忠実』と『バリアフリー』は両立できる」との説明を繰り返すにとどまりました。 ◆なぜここまでこじれたのか バリアフリー問題はどうしてここまでこじれたのでしょうか。 簡単に言えば、「当初、名古屋市はバリアフリーを求め、竹中工務店は内部エレベーターを提案した。2018年5月になぜか名古屋市は『エレベーターを設置しない方針』を定め、名古屋市は『1階ずつ上がる小型昇降機の開発』を委託している」状況です。 つまり、市が当初示していた「誰もが上まで上がれる城」という方向性は、2018年5月の段階で、市民や当事者への十分な説明もないまま大きく方向転換されました。 障害者団体は、一貫して「法に基づく、最上階まで上がれる大型エレベーター」の設置を求めています。 詳しくは、ジャーナリストの毛利和雄氏(元NHK解説主幹)が執筆した『名古屋城・天守木造復元の落とし穴』(2024.07.01発行 新泉社)をご覧ください。 (経緯リンクは文書下にまとめました) ◆今回の面談で「変わらなかった」こと ・記者から「ゼロ回答」と言われた会見 障害者団体との面談後、広沢市長は市役所廊下でぶら下がり会見を行いました。 記者から「要望に対して事実上のゼロ回答ではないか。『エレベーターをつけない』という方針が、差別発言を生んだのでは」と聞かれるも、「我々はゼロ回答とは考えていない。差別発言は猛省している。障害者に対する新たなバッシングはよくないので、ないように呼びかけたい」と述べるにとどまりました。 ・障害者団体の総括コメント 面談後、斎藤縣三・実行委員会共同代表は「広沢市長は市の統一見解しか話されなかった。 腹を割った話ができなかったのが残念。市長のバリアフリーの思いの話を聞きたかった。 名古屋市は、非公開の『バリアフリー整備相談支援事業 当事者参画の場』で検討していきたいようだが、とてもそのような場では検討できない。 今後も市長との面談要望を続けたい」としました。 ◆名古屋市に今、求められていること 一言でいえば、2018年の「エレベーターを設置しない方針」を、市民と当事者に開かれた形で説明・検証し直すことが、いま名古屋市に求められていると考えます。 ・2018年方針の説明と検証 今回の面談でも、広沢市長は2018年に打ち出した「エレベーターを設置しない方針」を実質的に維持し、「柱や梁を守るために小型昇降機で対応する」という枠を一歩も出ませんでした。 差別発言の背景には、まさにこの方針があると言わざるをえません。 方針転換の理由も示さないまま、障害者団体に「理解だけ求める」やり方は、再び同じ過ちを繰り返す危険があります。 障害者団体から、過去様々な要望が出され、2024年9月18日には検証委員会から差別発言に関する最終報告が出されましたが、いまだに「名古屋市はなぜ『エレベーターをつけない方針』を2018年5月に発表したのか?」の答えがでていません。 2023年3月6日の名古屋市議会本会議で、河村たかし名古屋市長(当時)は以下述べています。 11人乗り相当のエレベーターをつけるということですけど、それやりますと、柱が10本ですか、梁この前30本いってました29本ですか、取り除く必要があってですね。 これ取り除きますと、もう構造耐力が持たんから、僕が聞いたところでは、木造ではもう無理だと。鉄骨でその強度を補強せなあかんという状況でございますので、もうそうなりますと、申し訳ないですということもそうないんですけど、やっぱりこの合理的配慮とは、当然言えません。 しかし、いまだに市民に「柱や梁を取り除いて大型エレベーターを付けた姿」を示していません。 ・情報公開と、オープンな当事者参画の場(要望書の趣旨) 広沢市長には、河村前市長時代の情報をすべてオープンにし、市民の十分な理解を得る必要があると考えます。 ◇あなたに出来る3つのこと 名古屋市は、非公開の「バリアフリー整備相談支援事業 当事者参画の場」で今後の方針を決めようとしています。市長との面談も、たった1時間で終わりました。 このまま「小型昇降機ありき」で話が進められれば、また障害者の声が置き去りにされかねません。そこで、できることを3つご提案します。 1)この記事をシェアする → 市内外を問わず、多くの人に「名古屋城バリアフリー問題」を知ってもらうことが、最初の一歩です。 2)バリアフリーについて、友人・地元市議・市長に伝える → 「名古屋城は、障害の有無にかかわらず一緒に上がれる城であってほしい」と一言添えてください。短いメールやSNSで十分です。 3)名古屋市民オンブズマンを支援する → 情報公開請求や傍聴、調査には継続した費用がかかります。少額でも継続的なご支援が、大きな後押しになります。 ◇今後の予定 ・2025年11月8日(土)14:00 講座「豊臣秀吉と秀長」@名古屋市教育センター(申込締切済) ・2025年11月11日(火)名古屋市 バリアフリー整備相談支援事業 第3回当事者参画の場(非公開) ・2025年11月12日(水)14:30 第42回 庭園部会@西の丸会議室(傍聴可) ・2025年11月15日(土)14:00 「有形文化財登録を求める会」月例@市政資料館 ・2025年11月22日(土)13:00 「三河湾の残石ー吉田城と名古屋城の石垣ー」(豊橋市公会堂) ◇経緯まとめ ・2015年12月 「名古屋城天守閣整備事業にかかる 技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ) による公募型プロポーザル業務要求水準書」で名古屋市はバリアフリーおよびユニバーサルデザインを求める ・2016年3月25日 竹中工務店が「技術提案書」で仮設エレベーター(初層-4層)とチェアリフト(4層-5層)を提案 優先交渉権に ・2018年5月30日 名古屋市 「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」 河村たかし市長(当時)が手書きで「国際コンペ」と付け加える ・2018年6月19日 障害者団体500名以上が名古屋城木造天守にエレベーターを求め市役所を取り囲む ・2022年10月24日 日弁連「最上階までの大型エレベーターを設置するよう」要望 ・2022年12月 新技術公募結果 MHIエアロスペースに決定 ・2023年6月3日:バリアフリー市民討論会で差別発言 ・2024年9月18日:検証委員会 最終報告 ・2025年5月16日:総括公表 ◇質問状と回答、文字起こし ・2025年11月6日 名古屋城木造天守にエレベーター設置を実現する実行委員会 「広沢市政における名古屋城木造天守復元事業について質問および要望」、以前の質問に対する市の回答 ・2025年11月6日 名古屋市長 広沢一郎 上記要望に対する回答 ・名古屋市民オンブズマンによる、半自動文字起こしアプリによる文字起こし ------- ・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ ・名古屋市民オンブズマンブログ 名古屋城問題 #
by ombuds
| 2025-11-06 23:59
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