ブログパーツ
カテゴリ
全体 政務活動費 秘密保護法 名古屋城 鉄鋼スラグ 地方創生交付金 情報公開度ランキング 原発と情報公開 包括外部監査 議会改革 警察 弁護士報酬 メールは公文書か 黒塗り公用車 議会 請求権放棄 裏金 選挙に行こう 内閣官房機密費 塩漬け土地 民営化と情報公開 費用弁償 指定管理者 外郭団体 大阪 万博・リニモ 経済産業省 全国大会 市民運動とブログ インターン・ボランティア 談合 海外視察 講演 議員の口利き 監査委員 協働論の死角 国会議員 天下り タイアップニュース 名古屋高速 選挙ポスター 国民訴訟 議員派遣 公共事業 外務省 予算編成過程の公開 情報漏えい 情報公開法 行政委員月額報酬 市民税減税 3セク損失補償 あおなみ線 仕組み債 名古屋市政 直轄事業負担金 住民訴訟費用の原告負担 都構想 介護福祉サービス 大震災とオンブズマン NPO 政治倫理条例 カジノ・公認ギャンブル 官製ワーキングプア 議員通信簿 公安調査庁 防衛省 その他 楽しい節電 共謀罪 ビートルズ 武器輸出 図書館 リニア 年金 マイナンバー 新国立競技場 プレミアム付商品券 伊勢志摩サミット 主権者教育 住民訴訟 軽過失免責 大規模展示場 アジア競技大会 ボストン美術館 国家戦略特別区域諮問会議 社会福祉協議会 名古屋市教育委員会 森友学園 民生委員 町内会 教育委員会 未分類 以前の記事
2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 ここを訪問された方々へ
個別連絡はメールでoffice@ombudsman.jp ******************************** ☆全国市民オンブズマン連絡会議は、市民のカンパで支えられています☆ ******************************** ![]() 人気blogランキング ********************************* リンク *全国市民オンブズマン連絡会議 *名古屋市民オンブズマン *全国オンブズ 警察問題特設ページ *各オンブズアンテナ *ツイッター ombudsman_jp *秘密保全法に反対する愛知の会 *mixi「市民オンブズマン」コミュニティ *公務員の不祥事 *(ほぼ)日刊まっきー。 *てらまち・ねっと *みどりの一期一会 *ネットde監視、地方議会 *さがみはら市民オンブズマン体験記 *市民オンブズパーソン中野 *定年後、どう社会貢献するか *ダム日記2 *指定管理者制度って、どうなの? *みつこの「環境・子育て・まちづくり」 *斎藤邦雄 ページ *市民の目フォーラム blog版 *市民オンブズマン福井 *情報公開クリアリングハウス事務局日誌 *田中孝男 リーガルレポート日誌 フォロー中のブログ
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
随意契約
警察
再就職状況の公表
函館市議
口利き
品川区
三セク
道南市民オンブズマン
協定
ランキング
損失補償
政務調査費
情報公開度ランキング
天下り
統一地方選
再就職状況
市民の目フォーラム北海道
名古屋高速
議員
債務保証
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2019年 02月 14日
19/2/14に名古屋城全体整備検討会議天守閣部会(第16回)が開催されました。
・19/2/14 名古屋城全体整備検討会議天守閣部会(第16回) 配付資料 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190214.pdf ・19/2/14 名古屋城全体整備検討会議天守閣部会(第16回) 名古屋市民オンブズマンによるメモ http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190214-1.pdf ・19/2/14 名古屋城全体整備検討会議天守閣部会(第16回) 終了後、西野所長のぶら下がり 名古屋市民オンブズマンによる文字起こし http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190214-2.pdf 議題に入る前に「現天守閣の解体について」が報告されました。 名古屋城総合事務所から、「昨年10月に文化審議会に図り、11月に現状変更許可取得予定だったがいたらなかった。 これまで現天守閣解体と復元を一度に行うよう進めてきたが、『現天守閣は耐震性が低く危険なため、速やかに解体したい』と河村市長が2月1日に文化庁を訪れて直接申し入れを行った。 文化庁は『石垣にダメージを与えない工法をご提案いただければ検討する』と述べた。並行して木造復元を求めたい。」としました。 その後、具体的な解体方法案と、解体工事に伴う石垣への影響について説明しました。 天守閣部会構成員は、「当初は素屋根をかけて解体と復元を行う予定だったが、今回の提案は足場だけだ。音や塵は大丈夫か」などの質問にとどまり、河村市長が突然言い出した現天守「解体先行申請論」そのものへの疑義は出ませんでした。 ----------- 19/2/2中日新聞で、天守閣部会の麓和善・名工大教授は以下述べています。 着手難しいのでは---------- 名古屋市民オンブズマンは、19/2/1に河村市長が現天守閣解体先行論を述べた際、「仮に現天守閣が解体された場合、今後数十年は天守閣が無い状態が続くおそれがあります」と書きました。 それを見た人は「数十年は冗談でしょう」と述べました。以下根拠を述べます。 【名古屋市が考える今後の流れ】 2019年3月 現天守解体予算約9.6億円が市議会で可決 2019年4月 名古屋市が文化庁文化審議会に現天守閣解体申請 2019年5月 文化庁文化審議会で現天守閣解体了承 2019年○月 文化庁が現天守閣解体の現状変更許可を出す ○年○月 現天守閣解体 ○年○月 文化庁に穴蔵石垣発掘調査の現状変更申請 ○年○月 文化庁が穴蔵石垣発掘調査の現状変更許可を出す ○年○月 穴蔵石垣発掘調査 ○年○月 天守台石垣保存の指針を定め、石垣部会の了解を得る ○年○月 天守台石垣保存方針を石垣部会に諮りながら定める ○年○月 天守台石垣保存方針を文化庁に提出し、了解を得る ○年○月 天守台石垣保全工事 ○年○月 日本建築センターで避難安全性能認定 ○年○月 名古屋市建築審査会の適用除外 ○年○月 総務大臣の認定 ○年○月 名古屋市消防長の同意 ○年○月 文化庁復元検討委員会で木造復元審査 ○年○月 文化庁文化審議会に木造復元申請 ○年○月 文化庁 木造復元 現状変更許可 ○年○月 木造復元着工 2022年12月 木造天守完成 しかしながら、上記スケジュールは絶望的です。 そもそも、現天守閣解体の現状変更許可は、木造復元と一体のものです。解体だけ認め、木造復元しない、ということはありえません。 文化庁は、木造天守閣復元の見通しが立っていないのに、解体のみの現状変更許可を出すのか疑問です。 河村市長・名古屋市の「文化庁はこういった」というのと、文化庁の実際の発言のニュアンスが異なっているということも漏れ聞こえます。 一方、穴蔵石垣発掘調査は、どこをどう調査するかもはっきり決まっていません。 しかも、「天守台石垣保存の指針」「天守台石垣保存方針」も決まっていません。 その後天守台石垣保全工事に入りますが、千田嘉博・奈良大学教授は「10年以上の月日がかかるということがあり得る」と述べています。 ・17/6/23 第22回石垣部会での千田嘉博・奈良大学教授 発言 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170623-2.pdf 「まず天守台石垣の保全工事です。何年かかるかわかりません。 石垣カルテについても、中井将胤・文化庁文化財部記念物課文化財調査官は「何年かかるかというのは、こちらはあまり問題ではない」と述べています。 ・17/5/12 第21回石垣部会での中井将胤・文化庁文化財部記念物課文化財調査官 発言 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170512-3.pdf 「文化庁としましては、文化財保護と文化財活用と両方を進めているところでありますので、そのへんをきちんと踏まえていただいて、どういう順番でやるかという方向は決めていただければいいかと思います。文化庁復元検討委員会(年 2~3 回開催)についても、平澤毅・文化庁文化財部記念物課文化財調査官は「必要なら10回でも20回でも審議する」としています。 ・17/3/30 第23回検討会議での平澤毅・文化庁文化財部記念物課文化財調査官 発言 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170330-2.pdf 「今回の、名古屋市で提案されている木造天守ですね。巨大な天守ですから、言うまでもなくこれまで事案が存在しませんので。これを見ると3回くらいで書かれているみたいな感じですが、3回ですむのか、どうかというのは、まったくその限りではないですし。実際、他の事案では5回、6回と重ねてやっている事案もあります。予定通りいくかどうかは、まったく見えない状態です。・17/3/31読売新聞によれば、会議後、「何回で結論を出すというルールはない。必要なら10回でも20回でも審議する」と語ったとのこと。 本来であれば、木造天守閣復元の流れは以下です。 ・石垣・調査(数年) ・石垣修復(10年以上) ・文化庁復元検討委員会での木造天守閣検討(少なくとも数年) ・現天守解体(数年) ・穴蔵石垣調査(不明) ・穴蔵石垣修復(不明) ・木造復元(数年) これに、バリアフリー問題の解決、日本建築センターで避難安全性能認定、名古屋市建築審査会の適用除外、総務大臣の認定、名古屋市消防長の同意を取る必要があります。 さらに、穴蔵石垣・天守台石垣を破壊する「はね出し架構」を石垣部会・文化庁が認めるか、それに代わる工法を竹中工務店が提案できるかも不明です。 いずれも解決しておらず、今後何年かかるかわかりません。 河村市長が「石垣より先に木造復元をすること」と指示書を出したことがそもそもの誤りです。 ・平成27年8月24日 指示書 市民経済局長 宮村喜明殿 名古屋市長 河村たかし http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/shijisho.pdf 河村市長は大急ぎで木造天守復元を指示したため、結局竹中工務店は505億円を提示し、名古屋市と基本協定を結びました。 石垣を積み直した後に木造復元を行う、とした清水建設は350億円の試算をしましたが、名古屋市が設定した完成時期に間に合わず、正式な提案はしませんでした。 名古屋市は、当初は最上階までエレベーターを設置して耐震改修・長寿命化する(約29億円)方針でしたが、河村市長の上記指示によりまったく検討しなくなりました。 天守閣閉鎖期間が長くなれば、来城者も減ってしまいます。 また、天守閣が存在しない期間が長くなれば、それだけ来城者が減ります。 木材保管予算は毎年約1億円かかります。19/2/19から始まる2019年2月市議会で、約9.6億円の解体費用、約17億1300万円の木材の製材費を認めるのか。 上記予算が可決されると事態はより複雑になります。 竹中工務店と結んだ基本協定6条3項で、「予算が成立しない場合又は前項に係る議決が得られない場合は、本事業を中止し、契約の締結をしないことがある。また、その場合、当該予算に係る業務については発注者、優先交渉権者の間に何ら権利、義務が発生せず、発注者は予算の成立について何ら責を負わない。」とあります。 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170509-1.pdf 「名古屋城天守閣の姿が生きている間は二度と見られなくなる」かどうかの瀬戸際です。 知り合いの名古屋市議会議員に、予算についてどういう意思表示をするつもりなのかお尋ね下さい。 名古屋城の未来が2月議会の市議の採決にかかっているのです。 ![]() 名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm ※情報公開請求・各種訴訟・ニュースレター発行等活動するにもお金が必要です。 名古屋市民オンブズマンは会費とカンパのみで運営しています。 http://www.ombnagoya.gr.jp/info/index.htm ------ 今後の予定 ・19/2/ ( )名古屋城木造天守にエレベーター設置を実現する実行委員会が ・19/2/19(火) 名古屋市議会開会 ・19/2/ ( ) 名古屋市民オンブズマンが ・19/3/11(月)18時半~ 「名古屋城の有形文化財登録を求める会」月例勉強会(北生涯学習センター) https://peraichi.com/landing_pages/view/protect-nagoya-castle ・19/3/18(月) 名古屋市議会閉会 ・19/3/29(金) 名古屋市議会議員選挙告示 ・19/4/7(日) 名古屋市議会議員選挙 ・19/4/11(木)18時半~ 「名古屋城の有形文化財登録を求める会」月例勉強会(北生涯学習センター) ----------------------- 19.02.14 テレビ愛知 名古屋城木造復元 解体申請先行の方針を説明 https://tv-aichi.co.jp/you/2019/02/012371.html 19.02.14 テレビ愛知 天守閣"先行解体"で大丈夫? 後編 https://tv-aichi.co.jp/you/2019/02/012370.html 2019年2月14日 18:33 名古屋テレビ 名古屋城天守の解体工事 名古屋市「石垣損傷の可能性は低い」との認識示す https://www.nagoyatv.com/news/?id=195141&p=1 2019年02月14日 17:01 東海テレビ 名古屋城“木造復元天守閣”の耐震性 震度6強でも「大きな崩壊起こらない」受注の竹中工務店示す http://tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=74815&date=20190214 2019年2月14日19:02 CBC 伝統的な建築法でも想定の強度が確認できた‥名古屋城木造復元で事業者 https://hicbc.com/news/detail.asp?id=00049856 2019年2月14日09時53分 朝日新聞 関謙次 名古屋城の現天守、解体に向けて予算編成 名古屋市 https://www.asahi.com/articles/ASM2873MXM28OIPE02Y.html 2019/2/14 08:10 静岡新聞 名古屋城復元に天竜材を ブランド化、販路拡大期待 http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/599882.html #
by ombuds
| 2019-02-14 22:14
| 名古屋城
|
Comments(0)
2019年 02月 12日
名古屋市は、19/2/12に平成31年度当初予算の概要を公開しました。
http://www.city.nagoya.jp/shisei/category/68-6-2-16-1-1-2-0-0-0.html その中で、いきなり名古屋城天守閣解体関連予算9億6100万円を計上しました。 ![]() http://www.city.nagoya.jp/shisei/category/68-6-2-16-1-0-0-0-0-0.html 名古屋市 平成31年度予算参考資料 http://www.city.nagoya.jp/zaisei/cmsfiles/contents/0000114/114533/31sannkou.pdf 「平成31年度主な施策等一覧」観光文化交流局 http://www.city.nagoya.jp/zaisei/cmsfiles/contents/0000114/114536/kannkou.pdf 名古屋城木造化関連(千円) ・名古屋城調査研究センターの新設 51,852 ・木造天守閣の昇降に関する新技術の公募 40,931(債務負担行為 184,555) ・名古屋城天守閣の構台等仮設工事 961,000 (債務負担行為 1,142,000) ・名古屋城天守閣の実物大階段模型及び展示施設の建設 90,500 ・実施設計 694,000 (債務負担行為 10,000) ・設計監理等支援業務委託 37,000 ・木材の製材 1,713,000 (債務負担行為 5,598,000) ・天守閣閉館中の魅力向上事業 146,000 「仮設構台等の設置工事」の詳細はよくわかりませんが、2016年3月の竹中工務店提案では、天守閣北側のお堀に仮設の橋を架け、内堀に仮設構台を設置する計画です。 https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/17_topics/280330/dwl/takenaka.pdf ![]() 河村市長は19/2/4定例記者会見で「上の天守閣がなくなれば、穴蔵石垣の調査がしやすくなるに決まっている」と言っています。 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190204-1.pdf しかし石垣部会は「穴蔵石垣の調査をするために現天守閣を壊せ」とは一言も述べておらず、「文化庁の許可を受けていない事業については審議しない」としか述べていません。 名古屋市は、穴蔵石垣について調査する必要性について、17/9/12石垣部会で述べたくらいです。 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170912.pdf 穴蔵石垣については多くが昭和の再建の際に再築されており、根石背面調査や遺構の調査をする必要があります。 それよりは、ケーソン下のボーリングの方が、木造天守閣復元には重要です。 穴蔵石垣の遺構も、木造天守閣復元の際のはね出し架構を作る際には調査する必要があります。 ![]() http://ombuds.exblog.jp/25602183/ 19/2/2読売新聞によれば、文化庁に直接取材し「本来は解体と復元を一体とするのが望ましい。計画を見ないと(許可は)判断できない」としています。 一般的には今後の見通しをたててから、現建造物を壊す許可をだすのではないでしょうか。 名古屋市は何回も文化庁を訪問していますが、そのやり取りの詳細は市民に一切非公開です。竹中工務店にも公開していません。 18/5/6現天守閣閉鎖後9か月立っても、いまだに穴蔵石垣調査が出来ていません。何のための閉鎖だったのかわかりません。 にもかかわらず、「穴蔵石垣を調査するために現天守閣を解体する」というのはあまりにも乱暴です。 また、現天守閣解体の足場を組む際に内堀に荷重がかかるのですが、天守閣対岸側の石垣調査をしておらず、内堀が耐えられるかという心配もあります。 木造天守閣復元賛成の立場でも、このように性急に現天守閣解体予算を計上する名古屋市のやり方に疑問を持っている人が多くいます。 このままでは、「生きているうちには二度と名古屋城天守閣の姿が見えなくなる」おそれもあります。 具体的には、市議会は平成31年当初予算のうち、少なくとも解体関連予算約9.6億円の予算を可決しない、せめて継続審議にすることを求めます。 ----------- その他、名古屋城調査研究センターの新設5185万2000円、木造天守閣の昇降に関する新技術の公募4093万1000円(債務負担行為 1億8455万5000円)、名古屋城天守閣の実物大階段模型及び展示施設の建設9050万円、実施設計6億9400万円(債務負担行為 1000万円)、設計監理等支援業務委託3700万円、木材の製材17億1300万円 (債務負担行為 55億9800万円)、天守閣閉館中の魅力向上事業 1億4600万円が計上されています。 昇降新技術の見通しも立っていないのに予算だけ計上し、木造天守閣復元の見通しが立っていないのに木材だけは着実に購入しようとしています。 木材保管料だけでも年間1億円がかかります。 ------ 平成30年度も、「当初予算の概要」で木材調達約22億円をいきなり計上しています。 http://www.city.nagoya.jp/zaisei/page/0000102118.html 「予算編成の透明性の確保と市民意見の予算への反映に関する条例」では予算要求を事前に市民に公開し、意見を募集することにしていますが、このようなことが繰り返されたら条例の趣旨に明らかに反します。 なお、「予算要求内容の公開に対する市民意見の内容及び市の考え方」「予算編成過程の公開」は19/2/15(金)12時頃市ホームページに掲載予定とのこと。 ------- 名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm ------ 今後の予定 ・19/2/14(木)13時半~ 天守閣部会(名古屋能楽堂) http://www.city.nagoya.jp/templates/kaigioshirase_2018/kankobunkakoryu/0000114485.html ・19/2/ ( )名古屋城木造天守にエレベーター設置を実現する実行委員会が ・19/2/19(火) 名古屋市議会開会 ・19/2/ ( ) 名古屋市民オンブズマンが ・19/3/11(月)18時半~ 「名古屋城の有形文化財登録を求める会」月例勉強会(北生涯学習センター) https://peraichi.com/landing_pages/view/protect-nagoya-castle ・19/3/18(月) 名古屋市議会閉会 ・19/3/29(金) 名古屋市議会議員選挙告示 ・19/4/7(日) 名古屋市議会議員選挙 ・19/4/11(木)18時半~ 「名古屋城の有形文化財登録を求める会」月例勉強会(北生涯学習センター) https://peraichi.com/landing_pages/view/protect-nagoya-castle ------- 毎日新聞2019年2月12日 11時22分(最終更新 2月12日 11時33分) 名古屋城天守閣、解体準備費用を予算案に 名古屋市 https://mainichi.jp/articles/20190212/k00/00m/040/072000c 2019年2月12日12:01 CBC 一般会計は400億円増え3年連続で過去最大 名古屋市新年度予算案 https://hicbc.com/news/detail.asp?id=000497C6 2019年02月12日 12時40分 NHK 名古屋市予算3年連続過去最大 https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190212/0003239.html 2019年2月12日 12:06 名古屋テレビ 6年連続増額で過去最大規模に 名古屋市が2019年度の当初予算案を発表 https://www.nagoyatv.com/news/?id=194959 2019/2/12 11:40 中京テレビ 名古屋市、来年度予算案 一般会計は過去最大の1兆2498億円 https://www2.ctv.co.jp/news/2019/02/12/40719/ 2019年02月12日 10:52 東海テレビ 名駅再開発費に100億円…名古屋市新年度予算案 前年度比400億円余増で過去最大に http://tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=74583&date=20190212 2019年02月08日 09:04 岐阜新聞 名古屋城天守閣に東濃桧 中津川産、木造事業で採用 https://www.gifu-np.co.jp/news/20190208/20190208-112567.html #
by ombuds
| 2019-02-12 15:01
| 名古屋城
|
Comments(0)
2019年 02月 11日
NPO法人 情報公開市民センターが行った、共謀罪制定過程に関する情報公開請求の審査請求(特定もせずに不開示になった部分(約15000枚))について、法務大臣は19/2/7に「理由の提示に不備があり、これを取り消す」とする採決を出しました。
http://www.jkcc.gr.jp/kyobozai/190207.pdf 情報公開市民センターは、「不開示決定は文書の特定がなされていない以上、内容不特定な処分であり違法」「法第5条第3号、第5号又はその両方に該当するか説明されておらず違法」としました。 情報公開・個人情報保護審査会は18/12/11に「理由の提示に不備がある違法なものであり、取り消すべきである」とする答申を出しました。 http://www.soumu.go.jp/main_content/000588740.pdf 法務省も、情報公開・個人情報保護審査会の答申と同趣旨の判断を行いました。 ![]() NPO法人 情報公開市民センター 共謀罪の開示請求の経緯 http://www.jkcc.gr.jp/menu10.html #
by ombuds
| 2019-02-11 23:59
| 共謀罪
|
Comments(0)
2019年 02月 04日
19/2/4に河村たかし名古屋市長定例記者会見が行われました。
・会見(動画あり) http://www.city.nagoya.jp/mayor/page/0000113986.html ・名古屋市民オンブズマンによる文字起こし(名古屋城部分) http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190204-1.pdf 河村市長は、19/2/1に文化庁を訪問後、「2019年5月の文化庁文化審議会には、現天守閣解体の申請を行う。解体については復元検討委員会はいらない」と述べ、19/2/4記者会見でもそう述べました。 しかしながら、同席した副市長は「復元検討委員会が3月にあり、5月文化審議会に復元についても出したい」としました。 生中継を聞いていても、名古屋市の方針が結局何かわかりませんでした。 その後名古屋城総合事務所が、記者クラブに対して資料を投げ込んだと聞き、翌日19/2/5午後になって名古屋市市民情報センターに開架されているのを入手しました(後述)。 ![]() 以下まとめました。 ・当初は、3回の復元検討委員会にかけた後に文化審議会の許可を得る予定だった。 現在1回も復元検討委員会にかけていない。 ・復元検討委員会の期限はないと、河村市長は文化庁に聞いたと話した。 ・記者から「先に天守を壊して、復元許可がもし出なかったら、天守閣がない期間が結構長くなる可能性があるリスク」について聞かれ、市長は「ありえない」と即答。理由は言わず。 ・記者から「天守を取り外して、石垣の安全性を調査した後、復元に耐えられないと判断したら」と聞かれた河村市長は「そんなのはでないでしょう」と答えた。 理由は「熊本城のオリジナルの石垣は熊本地震で耐えた。名古屋城の石垣も濃尾地震に耐えた。現在の天守はケーソンの上に載っている」を繰り返すのみ。 名古屋城石垣の戦災被熱・戦後の石垣復元についてはコメントせず。 ・解体の予算は9億円。新年度予算に入れることはまだ言わないでほしいといわれている。 なお、「予算編成の透明性の確保と市民意見の予算への反映に関する条例」に基づき、公開されている平成31年度予算要求内容の公開には、一言も現天守閣解体の予算について記載がありません。 http://www.city.nagoya.jp/shisei/category/68-6-2-16-1-0-0-0-0-0.html 昨年18/2/9、名古屋市は平成30年度予算案(草案)でいきなり「名古屋城木造化 木材調達」約22億円を計上しました。 http://www.city.nagoya.jp/zaisei/page/0000102118.html こんなことを繰り返していたら、「本市の予算が市民生活に与える影響が多大であることに鑑み、予算の編成過程における情報を広く公開することにより、予算編成の透明性を高め、市民の声をより予算に反映できるようにすることを目的とする」上記条例の趣旨に反します。 なお、17/3/30特別史跡名古屋城跡全体整備検討会議にオブザーバーとして出席した文化庁文化財調査官は、「前例のない巨大な天守閣のため、3回で済むか、全くその限りではない」との見解を示しました。 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170330-2.pdf 17/3/31読売新聞によれば、会議後、「何回で結論を出すというルールはない。必要なら10回でも20回でも審議する」と語ったとのこと。 しかも、「予算が付けば計画が進む、という話ではない。石垣や堀を毀損する計画は認められない」と強調したとのこと。 解体予算案がはたして2月議会に提案されるのかどうかわかりませんが、解体が文化庁から許可されるのかもわからない、文化庁と市とのやり取りは完全に黒塗り、ましてや木造復元が許可される見通しがまったく立っていない現在、2019年2月市議会で解体予算を拙速に可決しないよう求めます。 予算案を否決しなくても、継続審議をすればよいだけです。 河村市長は「石垣部会、文化庁に丁寧に説明してきた」としていますが、市民・議員には全く丁寧に説明していません。 6回にもわたって行った市民説明会では、1回も解体予算について話しがでませんでしたし、 今後のスケジュールについても述べませんでした。 名古屋城木造復元については、市民の興味はますます失われています。 これも、市長のその場限りの発言と、市民へきちんと説明していないことが問題なのではないでしょうか。 河村市長は「これが1年延びると1億かかると」と述べ、2022年12月完成を延ばすと木材保存のため、毎年1億円かかることを非常に恐れています。 「全責任は私が取る」とした文書の価値は最終的にいくらになるのでしょうか。 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/shijisho.pdf すでに、竹中工務店とは118億6617万6000円もの契約を結んでいます。 ・基本設計 8億4693万6000円(支払い済み) ・実施設計 15億6384万円 ・木材製材契約 94億5540万円 ------- なお、名古屋市民オンブズマンは、名古屋城総合事務所が、記者クラブに対して資料を投げ込んだと知り、19/2/4 21:10に電話で確認しました。 「『市長記者会見の趣旨を明確にした』とする資料を記者クラブに投げ込んだ。本日の市長・副市長の発言に一部齟齬があったと聞いており、誤解を招くおそれがあるため投げ込んだ。」 情報提供いただけないかと依頼したところ「記者クラブ配付資料は翌日市民情報センターに開架されるルールであれば、それにしたがってほしい。『誤解を招くおそれ』を解くため、本日市政記者クラブに資料を投げ込んだのであり、特定の人に情報提供することはルールから外れるため、私だけの判断ではできない。」としました。 「市長・副市長発言はyoutubeで公開されており、世界中の人が『誤解を招くおそれ』があるのではないか。資料を今すぐにでも市ホームページにアップするなど、『誤解を招くおそれ』を解く必要があるのではないか」と言ったが、「今後必要に応じて検討する」とのこと。 翌日19/2/5午後に、市民情報センターに上記資料が開架されているか問い合わせたところ、開架されていないとのこと。 確認してもらったところ、「市長室広報課と名古屋城総合事務所で齟齬があり、開架されていなかった。先ほど資料を開架した」と言われました。 なお、19/2/5 21:00現在、名古屋市公式webサイト平成31年2月分(報道発表資料)には、上記資料は掲載されていません。 http://www.city.nagoya.jp/shisei/category/345-11-11-0-0-0-0-0-0-0.html 自らに都合の悪い情報を市民に公表しない、名古屋市の姿勢があらわれています。 --------- 名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm ------- 19/2/2 読売新聞 名古屋城天守閣 木造解体先行許可を要望 https://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20190201-OYTNT50284/ 2019年2月1日 19:25 日本経済新聞 名古屋城、現天守解体を先行申請 市長意向 https://r.nikkei.com/article/DGXMZO4079077001022019CN8000?s=1 2019年02月01日 17:38 東海テレビ 河村名古屋市長 文化庁に名古屋城天守閣の解体許可求める 「石垣傷つけない方法なら検討」と返答か http://tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=73815&date=20190201 2019年2月1日18:58 CBC 名古屋城・木造復元の許可より前に天守閣解体を進める方針・・名古屋市 https://hicbc.com/news/detail.asp?id=0004962F 2019年2月1日 19:08 名古屋テレビ 名古屋市が文化庁に名古屋城現天守の解体計画を説明 木造復元計画とは別に https://www.nagoyatv.com/news/?id=194364 2019年02月01日 21時27分 NHK 名城の現天守閣解体を先行申請へ https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190201/0003060.html 毎日新聞2019年2月2日 中部朝刊 名古屋城天守閣 解体申請へ 「復元」は後回し、今春にも https://mainichi.jp/articles/20190202/ddq/041/040/012000c 2019.2.1 23:01 産経新聞 名古屋城、解体申請先行へ 河村氏、復元と分離 https://www.sankei.com/life/news/190201/lif1902010045-n1.html 2019/2/4 18:55 中京テレビ 先に天守閣の解体を申請、許可下りれば今秋にも解体へ 名古屋城木造復元 https://www2.ctv.co.jp/news/2019/02/04/39948/ 2019年2月5日 中日新聞 今秋にも天守解体 名古屋城復元事業 http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20190205/CK2019020502000052.html 2019年2月5日12時41分 朝日新聞 関謙次 名古屋城天守、木造化より解体許可 河村市長、国に提案 https://www.asahi.com/articles/ASM21540YM21OIPE01P.html #
by ombuds
| 2019-02-04 23:59
| 名古屋城
|
Comments(0)
2019年 02月 03日
第26回市民オンブズ全国大会in岐阜・2019 は、2019/9/28(土)午後1時~6時 29(日)午前9時~12時に岐阜市じゅうろくプラザで開催予定です。 今後、「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」が呼びかけをして、全国大会実行委員会の賛同者の募集をする予定です。 全体テーマ案は町内会を計画しています。 詳細が決まり次第、全国市民オンブズマン連絡会議のホームページで掲載する予定です。 ![]() #
by ombuds
| 2019-02-03 23:59
| 全国大会
|
Comments(0)
2019年 02月 02日
市民オンブズマン石川が、H26年度に金沢市議会議員に支給された政務活動費の返還を求めた住民訴訟で、19/1/21に金沢地裁は約47万円の返還命令を出しました。
https://www.ombudsman.jp/data/190121.pdf しかし、判決の内容は、判断枠組みは運用の手引き「内容を十分参酌」するものでした。 原告主張を認容したのは広報費の一部分で、高岩勝人議員に13万6547円、玉野道議員に20万5846円及び喜多浩一議員に13万3674円を、支払うよう請求せよというものです。 上記以外の多くの広報費並びに人件費、事務所費及び共通経費の支出については違法支出と認めませんでした。 また、前金払支出及び会計年度を無視する違法判断並びに違法支出額の減額は、いずれも、これまでの判決を踏襲した。 判決内容は不服で、原告は控訴を検討します。 ![]() 全国市民オンブズマン連絡会議 政務活動費ページ https://www.ombudsman.jp/seimu #
by ombuds
| 2019-02-02 23:59
| 政務活動費
|
Comments(0)
2019年 02月 01日
名古屋市の市長、副市長、局室の長、特定区長、教育長で構成する「幹部会」について、「庁内会議の公表に関する指針」に基づき作成すべきとされていた「会議の概要」を作成していなかったことが2018年11月下旬に名古屋市民オンブズマンの調べで判明しましたが、「幹部会」の議事録・内容がわかるものを19/1/22に情報公開請求したところ、「議事の概要」とする「幹部会提出件名一覧」のみ公開され、議事録を作成していなかったことが判明しました。 ・19/2/1行政文書一部公開決定 ・開示された文書 なお、19/1/22に中日新聞が「幹部会議事概要 7年間作成せず 名古屋市」という記事を掲載し、その中で「市の担当者は『幹部会の議事録の全文は保管してあり、概要にまとめてホームページで公表する作業を怠っていた』と説明した」とありました。 19/1/24に、名古屋市総務局総務課から19/1/22中日新聞に記載された記事について電話がありました。 「幹部会 会議録全文が保管してある」というのは誤りがあり、中日新聞に口頭で抗議をした。 問題は、中日新聞の記事が正しいか正しくないかではなく、「本市の施策決定プロセスの透明性の確保に資する」記録が作られていないことです。 ようやく作成されるようになった幹部会の「会議の概要」に記載されている「審議の概要」には、「上記の議題について各局長から報告を行った」としか書かれていません。 ・名古屋市 幹部会(開催結果) ・庁内会議の公表に関する指針 ・幹部会規程 ・19/1/25 名古屋市市民経済局市民生活部市政情報室 庁内会議の公表にかかる調査結果について http://www.city.nagoya.jp/shiminkeizai/cmsfiles/contents/0000113/113998/kishakurabuteikyousiryou.pdf 「市政に関する重要事項を協議し、各部門相互間の連絡調整を図り、行政の総合的かつ能率的運営に資する」ための幹部会であるはずにも関わらず、記録が全く残されていないため、名古屋市の施策決定プロセスが全くわかりません。 ----- たまたま同じ19/2/1京都新聞で、滋賀県も知事・部長などによる庁内会議「県政経営会議」の議事録を作成していなかったということが記事になりました。 滋賀県は、2018年度から議事録作成に着手したとのこと。 名古屋市も詳細な議事録を作ることを求めます。 -------- 名古屋市民オンブズマン 名古屋市政問題ページ #
by ombuds
| 2019-02-01 23:37
| 名古屋市政
|
Comments(0)
2019年 01月 31日
19/1/11に非公開で行った特別史跡名古屋城跡全体整備検討会議石垣部会ワーキンググループ(WG)について、名古屋市民オンブズマンが「議論の内容がわかるもの」と「配付資料」を情報公開請求したところ、「議論の内容がわかるもの」は作成又は取得しておらず不存在、「配付資料」は「公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがある」として内容が全面非公開でした。 ・「議論の内容がわかるもの」決定 ・「配付資料」決定 ・「配付資料」内容 現在、名古屋城木造復元をめぐっては、文化庁が「天守台石垣の保存方針について石垣部会の了解を得ていない」として、名古屋市が2018年10月に予定していた文化庁文化審議会の許可を得ることを断念しました。 19/1/11石垣部会WGで何が話し合われたかはわかりませんが、名古屋市と文化庁とのやり取りを踏まえた話しあいがなされたものと推測できます。 資料は54ページにも及び、相当中身の濃い話し合いがされたのではないでしょうか。 市民に十分な説明をせず、「2022年12月完成」の目標をあくまで変えないとする名古屋市の姿勢に極めて疑問を抱きます。 --------- 名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ #
by ombuds
| 2019-01-31 22:44
| 名古屋城
|
Comments(0)
2019年 01月 30日
19/1/30に、特別史跡名古屋城跡全体整備検討会議第15回天守閣部会が開催されました。
・19/1/30 特別史跡名古屋城跡全体整備検討会議 第15回天守閣部会配付資料 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190130-1.pdf http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190130-2.pdf ・名古屋市民オンブズマンによるメモ http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190130-3.pdf 主に、2018年10月に文化庁文化審議会の許可が出なかった「天守台石垣」について、どのような問題があるのかが議論されました。 今回も、名古屋市は天守台石垣についてどのように問題なのか、具体的に示さず、スケジュールも全く示しませんでした。 構成員の小野徹郎・名古屋工業大学名誉教授は「今後の見通しをお聞かせ願いたい」としましたが、西野輝一・名古屋城総合事務所所長は「具体的な見通しは立てられていない」とするのみ。 古阪秀三・立命館大学客員教授は「石垣部会には技術的なことがわかったメンバーがいるのか。去年9月からずっと滞ったまま。石垣部会は何を言ったのか、名古屋市は何をやったのか。はっきりと書かないと、これでは半年たっても同じことになる。ここの部分の覚悟がいる。ちょっとひどすぎる」としました。 三浦正幸・広島大学名誉教授は「東南海地震が予測されている現在、名古屋城の石垣が全て崩壊する可能性もあり、一刻も早くしないと困る。石垣を保存しなくちゃいけないといいながら、かえって石垣を危機に陥れているような気がする」と述べました。 瀬口哲夫・名古屋市立大学名誉教授は「文石協(文化財石垣保存技術協議会)のメンバーは天守閣部会に3人いる。石垣部会にも3人いる。文化庁は『地元有識者』と言っているが」としたところ、西野所長は「石垣部会との認識の一致・石垣部会の了解が必要」としました。 また、西形達明・関西名誉教授は「熊本でも、基本的な石垣安定計算について、一時近似はすでになされている。私が見たところ、現在の天守石垣調査結果を踏まえれば、すでにやろうと思えばできない段階ではないと思っている。」としましたが、名古屋城総合事務所の蜂矢主幹は「石垣の安定性を行うためにはケーソン下のボーリングをする必要があると認識している。今それについてまだ着手できない状況であるが、私どもとしては、木造の復元と並行した形で石垣の安定性の確認というのは当然必要なものだと考えている」と述べました。 西形名誉教授は「難しい議論だが、石垣の評価は逃げて通れない。やるのなら天守閣部会でもできる」と述べました。 ------------ ケーソン下のボーリングについては、当初は基本設計その他業務委託に含まれていましたが、期限を18/2/28から18/3/30に変更する際になぜかボーリングを削除しました。 ![]() ボーリングするには文化庁の現状変更許可を取得する必要がありますが、これまで、名古屋市は文化庁には「石垣保全のため」として天守台周辺石垣の調査の現状変更許可申請を行ってきました。 石垣部会は「文化庁記念物課による特別史跡の現状変更許可の方針が固まっていない調査・整備事業については、今後も当部会での審議対象とはしない」としており、ケーソン下ボーリング調査について、石垣部会と調整がつかなかった、と見るのが妥当だと考えます。 穴蔵石垣調査はいまだ調査場所も示されず、しかもケーソン地下ボーリングのめども立っていません。 18/9/10に石垣部会と名古屋市が非公開で行ったワーキンググループの内容は全面不開示です。 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/181010-1.pdf 石垣部会・天守閣部会ともにいいたいことがあるなら、合同部会を開けばいいだけのことです。 このままではいくら経っても進みません。 名古屋市も、問題点をきちんと提示せず、市民・議員・天守閣部会・石垣部会・文化庁・竹中工務店にすらごまかしながら進めています。 -------- なお、本日、金シャチを復元するかどうかについて議論が盛り上がりました。 三浦正幸・広島大学名誉教授は「『史実に忠実』とすると、16金以下の14金くらいになり、みっともないので金網をはるしかないとしました。 その他、経費の面などから、現在の金シャチをそのまま載せてはどうか、という多数の有識者から意見に対し、名古屋市は「現在の金シャチは歴史的価値があり、破棄するわけではなく、どう活用していくか検討中で、2体有効活用していきたいと考えている。木造復元で再利用しては、ということは検討する」とのこと。名古屋市は現在の金シャチは歴史的価値があることを認めながらも、現在の天守閣の歴史的価値を正当に評価せずに破壊しようとするのは理解できません。 --------- 名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm ---------- 2019年1月30日 21:02 名古屋テレビ 「金のしゃちほこ」残す?新調する?名古屋城天守木造復元で議論 愛知 https://www.nagoyatv.com/news/?id=194081 毎日新聞2019年1月30日 21時34分(最終更新 1月30日 21時35分) 名古屋城のシャチホコ生まれ変わる? 市の「復元」計画に疑問の声も https://mainichi.jp/articles/20190130/k00/00m/040/241000c 2019/1/30 19:23 日本経済新聞 名古屋城金しゃち新調案 有識者異論で再検討へ 2019年1月31日09時54分 朝日新聞 関謙次
金シャチどこへ…名古屋城新天守で議論 再利用?移設? https://www.asahi.com/articles/ASM1Z51LYM1ZOIPE00X.html #
by ombuds
| 2019-01-30 23:14
| 名古屋城
|
Comments(0)
2019年 01月 29日
市民オンブズマン福岡と、春日原自治会を考える会は19/2/9(土)午後2時より大野城まどかぴあで「不可解?やっかい!町内会 第2弾 春日原自治会を考える集い」を開催いたします。
https://www.ombudsman.jp/data/190209.pdf どなたでも参加できます。ぜひご参加ください。 ------------- 【福岡】2/9(土)不可解?やっかい!町内会 第2弾(春日原) 不可解?やっかい!町内会 第2弾 春日原自治会を考える集い 2019年2月9日(土)午後2時~4時 参加費無料(予約不要) (過去16年間)春日原自治会長の報酬年間192万円 ⇒自治会支出の45 %が人件費! 福岡市自治協議会会長、自治会長報酬(市内平均)年間約10万円 ⇒自治会支出(市内平均)年間約174万円 人件費は約1割 住民の自主的なボランティアの組織であるはずの自治会・町内会が、行政の下請けとなったり、市長などの選挙後援会 として活動し問題となった例もあります。私たちの一番身近な組織の自治会・町内会について、春日原自治会の高額人件費問題などの春日市民の皆さんの取り組みを報告して、自治会のあり方を考えます。 どなたでも参加できます。 会場 : 大野城まどかぴあ306会議室 (春日原駅より徒歩十分)(大野城市曙町 2-3-1電話 092-586-4000) http://www.madokapia.or.jp/about/access.html 共催:春日原自治会を考える会 (世話人 政賀一彦 春日原南町4-37-4-201 ) :NPO 法人 市民オンブズマン福岡 チラシ: https://www.ombudsman.jp/data/190209.pdf〒810 -0023福岡市中央区警固 2-17 -26 -305 電話 092 -731 -7172 FAX 092 -731 -7199 (情報公開により税金の無駄遣いなど行政の監視を行う市民団体です。 会費と市民からの寄付のみで運営され、政党や組織と無関係な 市民の立場で活動しています。) ![]() --------- 全国市民オンブズマン連絡会議 町内会分科会 #
by ombuds
| 2019-01-29 16:57
| 町内会
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||