名古屋市民オンブズマンは、150億円かけて名古屋市が行う、
名古屋城本丸御殿復元事業について、「大不況の今、行うことではない」として
事業の凍結を求める申し入れを行いました。
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/090206.pdf
なお、2/8(日)午前11時~午後1時まで、名古屋市栄・三越ライオン前で、
本丸御殿復元事業凍結を求める、チラシまきを行います。
御協力くださる方は、当日現地にお越し下さい(TEL:052-953-8052)。

↑申入書を手渡す、代表の倉橋克実税理士

↑プラカードの前で記者会見する、オンブズマンメンバーら
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2009年2月6日
名古屋市長 松原 武久 殿
名古屋市中区丸の内3丁目6番41号リブビル6階
名古屋市民オンブズマン
代表 倉橋克実
電話052-953-8052 FAX052-953-8050
名古屋城本丸御殿 復元事業「凍結」申し入れ
私たちは、近況の社会情勢、更に下記の疑義に鑑み、名古屋城本丸御殿復元事業に反対し、即時工事の凍結を求め、ここに申し入れする。
1.今、本当に必要なのか! 150億円の本丸御殿
現況は未体験の経済危機にあり、有効な対策自体が不確かな時である。不況の嵐が強いほど行政に対しては多くの早急な対応が求められている。
減少する限られた予算の使途には、優先順位を選択しながら実行しなければならない。・生活支援・雇用支援・中小企業への事業継続支援等々に対する予算措置に優先するものがこの復元計画にあるとでも考えるのか。財源にそのような余裕があるのかを問いたい。
2.資金計画の杜撰さを危惧する
本事業の資金確保が担保されておらず見通しも立っていない。寄付も予定額の50億円にまだ10億円も足りていない。寄付・国の補助・県の補助による資金計画も現時点では明確な説明もできない状態である。国、県共に財源減少に苦慮しているのが現実で、貴重な税金を本事業への補助するような状況ではないと考えるのが常識だ。
3.「原寸大のレプリカ(模造品)」には文化的な価値がない
文化庁文化財部記念物課(06/8/24)が本事業をこのように説明している。
本復元計画は「忠実に再現される“原寸大のレプリカ(模造品)”であり、つくられた時点では“文化財”ではなく、史跡名古屋城を理解するための有効な施設である」
市長発言の“将来は世界遺産に登録されると思っている”との認識差は余りに大きく虚しい。
4.名古屋に失業者が殺到している現状と、本丸御殿が起爆剤になるという認識のズレ
市長の09/1/19定例記者会見では、「派遣切りへの対応は一自治体としての対応の限界を超えている」とし、国、県の支援を求めているにもかかわらず、同日の本事業着工式の挨拶では、「名古屋の起爆剤になる」と意味不明、論拠不明な楽観的な発言をしている。
報道によれば名古屋市に対する生活保護申請を含めた「住居のない人からの相談」が09/1/5-14の短期間で約1000件に上るとのこと。緊急宿泊所の関連経費が予算630万円の6倍以上に膨らむ見通し。他の生活保護扶助経費も当然増加する。今日のように切迫した事態に直面している中での上記、市長発言は現状認識と危機意識ともに我々市民感覚とは大きなズレがある。
そもそも、この本丸御殿復元計画は“元気な名古屋”と自負していた時期に、飛び出てきたものであり、経済の非常事態である現在ならば到底、発案できない事業である。
我々名古屋市民オンブズマンは、今、行政に何が一番求められている施策かを真摯に見極め、早急に実行することを求める。本復元事業への取り扱いは次期市長に委ねることが適切な判断と考える。
以上
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2009年2月6日(金) 18時38分 CBC
本丸御殿の復元凍結申し入れ(動画あり)
http://hicbc.com/news/detail.asp?cl=c&id=00026A27
2009-02-06 16:06 中京テレビ
オンブズマンが本丸御殿復元凍結(動画あり)
http://www.ctv.co.jp/news/local/news_loc.html?id=34402
毎日新聞 2009年2月6日 14時19分
名古屋城:本丸御殿復元、凍結を…オンブズマンが申し入れ
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090206k0000e040085000c.html
2009 年 02 月 06 日( 金 ) 12:24 東海テレビ
税収減で本丸御殿復元凍結を (動画あり)
http://tokai-tv.com/news/fnn-tokai/ondemand/20090206/20090206f_4.html
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