名古屋市民オンブズマン・全国市民オンブズマン連絡会議 事務局の
内田隆と、ボランティアの溝口さんが、08/10/18に、「ボラみ塾」で
講演をしました。
・パワーポイントデータ
http://www.ombudsman.jp/data/081018.ppt
・パワーポイントをPDF化したもの
http://www.ombudsman.jp/data/081018.pdf
・配付資料(PDF)
http://www.ombudsman.jp/data/081018siryou.pdf

↑オンブズ活動の説明をする、全国オンブズ事務局の内田氏
はじめに事務局スタッフの内田が、市民オンブズ活動の必要性と
具体的成果について説明し、その後、ボランティアの溝口さんが
実際の作業(情報公開度ランキング・落札率調査など)の作業で
ボランティアがどのように活躍しているかを説明しました。
民主主義国家である日本では、市民は税金を国家に「預けて」あり、
税金が正当に使われているかを市民が監視する必要があること、
監視しないと国・自治体は無駄遣いしがちなことなどを具体例を
あげて説明しました。
(偶然、本日08/10/18の新聞各紙1面に「愛知県で裏金発覚」と
記事があり、その記事を見せながら説明しました。
市民による監視ツールは「情報公開」「住民監査請求・住民訴訟」
「ランキング」であり、それらを用いて何十億円もの無駄金が
返還されてきたことを実例を挙げて説明しました。
ただ、実際の作業となると、自治体から開示された膨大な資料の山と
格闘しなければならず、それには数多くの人手が必要なこと、
そのボランティアを常に募集していることを説明しました。
「役所を監視する具体的なアイディアを実現するには、多くの市民が
作業を分担する必要がある。1人の100%より、1000人の1%だ」と
内田氏は述べました。
また、本来自治体を監視すべき内部監査委員や議員は本来の仕事を
全うしておらず、それらにきちんと仕事をさせるようなシステムを
作らないといけないと述べました。
ボランティアの溝口さんは、「世の中の人すべてが内田さんのように
意識が高くあるべきとは思わず、私は肩の力を抜いてできる範囲で
行っている。だからこれまで2年半も続けてこれたのだと思う。」と
述べました。
講座参加者は「ボランティアの苦労がわかった」「役所の監視は誰かに
任せるのではなく、自分ができることをできる範囲で行わないと
いけない」などの感想がありました。
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講演の宣伝など
http://www.boramimi.com/banner.php?no=00011&fg=1
http://www.boramimi.com/brs/brs_101_02.php?cno=66&no=200809140007
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