名古屋市議会各会派では政務調査費の透明化を図るべく、
条例の改正案を提案していますが、「会計帳簿」の添付は明記されて
いないことが、名古屋市民オンブズマンの調べでわかりました。
「会計帳簿」の写しを議長に提出する内容を改正条例案に加えられるよう、
08/2/21に各会派控え室に直接申し入れ書を持って行きました。
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/seimutyousahi/080221.pdf
各会派、領収書の公開を「1万円以上」「1円以上」でもめていますが、
透明性を確保する際、まず公開が必要なのは「会計帳簿」です。
会計帳簿を見た上で、疑問な点を領収書に当たって調べるのが世の中の常識です。
幸いにも、会計帳簿はすでに各会派作ることになっていますので、それを議長に
提出するだけですみます。
議会事務局が大量の領収書をコピーするための人件費もかからなくて済みます。
前日2/20に、各会派に「2/21の午後1時半ごろ伺いますので対応をお願いします」
とFAXしていたにもかかわらず、各会派、議員の対応はなく、
窓口の方に申入書を手渡しました。
共産党と1人会派の冨田市議のみ実際に対応頂きました。
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↑共産党市議団の江上博之市議(左)に申入書を渡す代表の倉橋克実(中央)

↑政務調査費の帳簿を見せながら、オンブズマンの主張にうなずく冨田勝三市議(右)

↑記者会見を待つオンブズマンメンバー
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