1989年に名古屋市で開かれた「世界デザイン博覧会」の赤字隠しのため、
名古屋市がデザイン博覧会協会から余った物品や施設を購入したのは違法だとして、
名古屋市民オンブズマンが西尾武喜前市長らに約10億3000万円の返還を
求めた住民訴訟の差し戻し上告審で、最高裁第二小法廷は、2007/4/27づけで
市民オンブズマン側の上告を棄却し、敗訴が確定しました。
・1989/7/15-11/26 デザイン博開催
・1990/8/24 名古屋市民オンブズマンが名古屋市長に対し
約10億3600万円の損害賠償を求め提訴
・1996/12/25 名古屋地裁判決 約10億3600万円全額賠償を命じる
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/95689BB044AE8F5E49256D41000B0FC5.pdf
・1999/12/27 名古屋高裁判決 名古屋市黒字分約2億1000万の賠償を命じる
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/E5B11D203150F00749256D41000A74E2.pdf
・2004/7/13 最高裁判決 2審破棄差し戻し
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/01CA5BA5810A3BE849256FBE00267B7F.pdf
・2005/10/26 高裁差戻判決 オンブズ側敗訴
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/F34743670911873B492570C30025407C.pdf
・2007/4/27 最高裁差し戻し棄却 オンブズ側敗訴確定
http://nagoya.ombudsman.jp/data/070427.pdf
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名古屋市民オンブズマン
http://www.ombnagoya.gr.jp/
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2007年4月28日中日新聞 朝刊
名古屋市民オンブズマンの敗訴確定 デザイン博訴訟、最高裁が棄却決定
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007042802012151.html
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