福井県がカラ出張をして作った裏金の返還を求める住民訴訟で、
平成18年12月27日に福井地裁で原告勝訴の判決が出ました。
http://homepage2.nifty.com/OmbudsFukui/data/20061227hk.pdf
この問題は、福井県が平成6年4月から平成9年12月までカラ出張で
21億6203万0384円もの裏金を作ったにもかかわらず、
「公務遂行上の経費に充てた額」が16億9395万8660円あったとして
その分は返還しないと県が決めたのはおかしいと、市民オンブズマン福井が
16億9395万8660円の返還を求めて平成10年8月17日住民監査請求を起こし、
その後住民訴訟を起こしたものです。
最高裁判決で、住民監査請求の対象を、平成10年8月17日から遡ること1年分
についてのみとし、福井地裁に差し戻されていたのですが、その分に関しては
完全勝訴でした。
2006年には、岐阜県に引き続き、長崎県、鳥取県、大阪府と相次いで
裏金が発覚しました。
福井県に対する8年にわたる裏金追及の結果は、他地域にも良い影響を与える
ものと考えます。
・市民オンブズマン福井
http://homepage2.nifty.com/OmbudsFukui/
・市民オンブズマン福井ブログ
http://3courage.cocolog-nifty.com/ombuds_fukui/
・不正支出問題全国調査一覧表(全国市民オンブズマン連絡会議調べ 98年8月)掲載
http://www.ombudsman.jp/data/todoufukenhenkangaku.pdf
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