迷走している名古屋城の木造復元事業!
1億円の木材が保管されたまま、毎年1億円の保管料が市民の税金から消えています。あなたはこの使い道、納得できますか?
ここまで迷走しているのは市議会や市民の監視力が弱いからでは?
1. いま何が問題なのか?(導入)
名古屋市が強引に進めて来た名古屋城木造復元事業は、2023/6/3に名古屋市が開催した、バリアフリー市民討論会での参加者の差別発言と、河村前市長の「熱いトークがあってよかった」で事実上ストップしています。
(現在第三者委員会の検証が終わり、名古屋市内での再発防止策の検討中)
市議会の附帯決議「文化庁の許可を得てから木材を購入するように」を無視して名古屋市は木材41億6370万9000円を購入済であり保管料が年間約1億円かかっています。
これまで市議会では木材保管料を含め令和7年度名古屋城関係予算を議論してきました。
25/3/19に名古屋市議会経済水道委員会で予算案の採決が行われました。
名古屋城関係分をまとめました。
・25/3/19 名古屋市議会経済水道委員会(名古屋城部分)
名古屋市民オンブズマンによる半自動文字起こしアプリによる文字起こし
2. 議会で何が決まったか(事実整理)
自民:以下の要望を付して原案に賛成
観光文化交流局関係、本丸外の無料化、実証実験については、名古屋城の更なる魅力向上や賑わいの創出に繋がるよう、無料とする範囲や開門時間の変更などを含め実験方法の手法をよく検討して取り組むこと。
民主:原案に賛成
公明:原案に賛成
減税:原案に賛成
共産:以下の理由で反対
名古屋城天守閣の木造復元については、現在当局での差別発言についての総括が進められている途中であり、着工の見通しが全く持てない中で、木材の保管だけで1億円以上など経費が毎年無駄に追加されていること。
陽向:原案に賛成
予算は可決されました。
25/3/21に本会議でも可決されました。
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3. その問題点は何か(解説)と 筆者の考察(感想)
今回、委員会審議は広沢市長を呼んでとても活発に行われたにもかかわらず予算案については可決しました。
市議会の附帯決議「文化庁の許可を得てから木材を購入するように」を無視されていることの自覚は市議会にあるのでしょうか。
現在の混乱は、河村前市長が『既成事実』を作ったため起こったことではないでしょうか。
どうして、市議会から「24/10/9名古屋市議会経済水道委員会で河村前市長から発言があった、『損害賠償請求を河村たかしに出すとか、そういうのはやめてくださいよ』を真剣に検討し、木材保管料を河村前市長に請求する」という声が出ないのか理解ができません。
4. 読者への呼びかけ(アクション)
この問題に関心がある方は、名古屋市民オンブズマンのブログをフォローしたり、市議会議員に意見を届けてみてください。
・市民オンブズマン事務局日誌
名古屋城木造復元事業 自民市議「木材保管料年間1億円は誰のせいか」? 河村市長は明確に答えず
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・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ
・名古屋市民オンブズマンブログ 名古屋城問題
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