24/6/26(水)名古屋市議会本会議で、横井利明市議(自民)の質問に対し、佐治独歩・観光文化交流局長は「名古屋城現天守の外付けエレベーターの通路、大天守1階を活用し、木造天守復元の理解促進を検討したい」と述べました。
・24/6/26(水)名古屋市議会本会議(横井市議 部活動、名古屋城関係部分)
名古屋市民オンブズマンによる、半自動文字起こしアプリによる文字起こし
横井市議は「耐震問題を理由に18/5/6に現天守閣閉鎖をして6年が過ぎた。2022年に木造復元される予定が、いまだに解体も着工も道筋がついてない。
他都市はインバウンドにより外国人宿泊者が増加しているが、名古屋市を含む愛知県は3.6%減少している。
現天守は電気も通っており、維持管理も適切に行われている。
外部エレベーターと天守をつなぐ渡り廊下に立つと、本丸御殿の全景を見れる。現天守を活用出来ないか」と述べました。
佐治局長は「現天守に入れずがっかりしたという声を聞いている。現天守を活用しようと令和6年度予算計上を検討したが見送った。
例えば現天守外付けエレベーターの通路からの眺望を体験することや、大天守1階に映像やパネル展示を行い、木造天守復元の理解促進と機運醸成を検討したい」と述べました。
横井市議は「2018年当時はすぐ解体する勢いだった。これだけ長く(閉鎖に)なるとは我々も思わなかった。ぜひ早急に開館していただきたい」と述べました。
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以下感想
名古屋城現天守は、2011年に市が耐震診断概要書を作り、13.5億円で耐震改修、1.6億円で最上階までエレベーターができるとしていました。
名古屋城現天守外付けエレベーターの通路、大天守1階を活用するのはよいですが、現天守解体も着工も道筋がついてない以上、以前の耐震改修や長寿命化の資料を再度読み込み、現時点でいくらかかるのか、期間はどれだけかかるの検討してはどうでしょうか。
現在バリアフリー討論会の差別発言検証委員会が開催されています(2024年夏頃に最終報告予定)。
エレベーターに代わる新技術としてMHIエアロスペースプロダクションとの開発契約は2027/3/19が期限です。
MHIは何階まで上がれる技術を開発するのかわかりませんが、そもそもが小型であるため、障害者団体は「バリアフリー法等で定められている、大型で最上階まで登れるエレベーター」を一貫して求めており、MHIの新技術が障害者団体の理解を得られる可能性はほぼありません。
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・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ
・名古屋市民オンブズマンブログ 名古屋城問題
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