24/5/17(金)に令和6年度第1回名古屋市人権施策の推進にかかる有識者懇談会が開催され、「『名古屋城バリアフリーに関する市民討論会』における差別事案に係る検証委員会からの中間報告について」が報告され、委員から「合理的配慮をしないことが差別だ」と指摘がありました。
・配付資料
・名古屋市民オンブズマンによるメモ
・「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」における差別事案に係る検証について(中間報告)
座長の宮前隆文弁護士(愛知県人権擁護委員連合会会長)から「今後、障害者差別推進条例改定が検討された場合、この有識者懇談会でも議論するのか?」と質問があり、名古屋市からは「報告になると思う」と回答がありました。
近藤敦・名城大学法学部法学科教授から「障害者条約では『合理的配慮を拒否することが差別』とあった。条例の必要性がわかるようなものを望む。」と指摘がありました。
小林直三・大阪経済大学国際共創学部教授は「今回の検証委員会は障害者差別が中心だが、包括的な条例が求められる。
また、条例作るだけで終わっても、人とお金がつかないとできない。」と述べました。
名古屋市は「人権全般条例の制定が検証委員会で提言されたら、この委員会で議論すべきと言われた。その際はよろしくお願いしたい」としました。
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今後の予定
・24/5/31(金)10時半~ 名古屋市議会経済水道委員会
名古屋城天守閣木造復元市民向け説明会の総点検について(観光文化交流局関係)
・24/5/31(金)11時~ 第60回石垣・埋蔵文化財部会 アイリス愛知
・24/6/3(月)10時半~ 河村たかし名古屋市長定例記者会見
・24/6/29(土)14時 「名古屋城天守の有形文化財登録を求める会」月例会 市政資料館
・24/7/1(月)名古屋城・天守木造復元の落とし穴(毛利 和雄/著) 出版
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・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ
・名古屋市民オンブズマンブログ 名古屋城問題