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2024年 02月 14日
「『名古屋城バリアフリーに関する市民討論会』における差別事案に係る検証委員会」は24/2/14に中間報告をまとめて河村たかし名古屋市長に手渡し、その後記者会見を行いました。 中間報告では「文化庁申請に合わせた無理あるスケジュールで、市職員は差別への配慮を欠いた」等と述べています。 市長ヒアリング発言記録、副市長ヒアリング発言記録もウェブに掲載されています。 ・令和6年2月14日 中間報告 河村市長が強引に進めようとする名古屋城木造復元事業に関し、名古屋市は22/12/2に小型昇降技術(MHIエアロスペースプロダクション)を世界公募の末選んだにもかかわらず、23/4/9-5/8に、無作為抽出された名古屋市民5000人に対し「設置しない・1階まで・最上階(5階)まで」を問うアンケートを行いました。 23/6/3には、上記5000人のうち希望者のみ参加出来る形で名古屋城バリアフリーに関する市民討論会を開催し、36名が参加しました。 終盤、参加した車いす利用者の発言に対し、別の参加者から「平等とわがままを一緒にするな、どこまで図々しい、我慢せい」「■■(障害者を示す差別用語)」など発言があり、車いす利用者と言い合いになり、市職員は一旦は制止したものの、その後は言いっぱなしとなり、一部の参加者が差別発言者に対し拍手をしました。 河村市長は最後に「熱いトークもあってなかなかよかった」と発言し、他市職員は車いす利用者に声もかけず、差別発言に対する市としての説明や謝罪などの対応も行いませんでした。 市民討論会の様子は名古屋城公式YouTubeに配信されていましたが、「一部の市民の方から不適切な発言があった」と公開が一時停止されつづけています。 ・市民討論会会議録 ・差別発言部分【一部非公開】 23/8/18に名古屋市は学識経験者3名、副市長・局長計4名からなる「『名古屋城バリアフリーに関する市民討論会』における差別事案に係る検証委員会」を設置し、討論会当日の差別事案に係る直接的な原因究明の検証を中間報告としてまとめました。 今後、遠因や背景などについて検証の必要が生じた場合は整理するとのこと。 「中間報告」は89ページもあります。 特に問題点指摘部分を要約しました。 ------- ・「討論会」の目的が不明確だった 2022年12月に最優秀者を選定したにも関わらず、アンケートに、『昇降技術』を「設置しない」との選択肢を記載したことは疑問である。 職員ヒアリングによれば、「設置しない」という選択肢を設定したのは、『昇降技術』設置に反対の市民意見も多く届いていたので、反対も含めてフラットに聞く必要があると考えていた。 所管副市長・職員へのヒアリングによって、討論会直前の段階でも、所管副市長及び職員は、市長の考えは変わることはないだろうと考えており、1階までという市長の指示を受ける想定で方針決定の準備作業をあらかじめ進めていたことが確認された。 (参考資料12:名古屋城木造天守のバリアフリーの方針(令和5年5月30日実施の市長レク資料))※令和5年6月6日に名古屋市長名で発出予定。 可能性がない「設置しない」という選択肢をアンケート項目に置いたことで、『昇降技術』の設置が決まっていないのであれば、設置しないという判断を市長に求めるために議論が先鋭化することは十分に想像ができ、そのことが差別発言につながってしまった側面は否定できない。 実際には、文化庁への提出スケジュールを優先するため、技術的にどこまで設置できるのかわからないまま市民に意見を聞くことになった点も、市民を誤認させた一因と考える。 変更理由を明らかにすべく具体的な指示や議論などを確認したところ、記録がなく詳細がわからないとのことであったが、少なくとも、市長の『昇降技術』を「設置しない」という当時の意向が関係しているのではないかと推認せざるを得ない。 ・「討論会」の名称が不適切だった 『昇降技術』の意見聴取のためだったが、「討論会」の名称で実施している。これによって、意見が異なる市民同士で討論を行うことが予定されているような意味合いが含まれ、参加した市民の意識に影響を与え、対立意見の応酬となる素地を作ってしまい、その結果として、差別発言が発せられる契機となってしまったのではないか。 ・毎年実施してきた市民向け説明会とは異なる特殊性があった 無作為抽出によりアンケートを送付し、その中から参加者を決定する方法は、これまで市では実施していない運営方法であった。 職員は、討論会事業に対するスケジュールの厳しさや業務への負担感を非常に強く感じており、職員は事前準備において、さまざまな想定ができない状態に陥っていたものと考えられる。 ・問題発生の想定が甘かった 対立する強い意見は想定していたものの、市民向け説明会での経験上、厳しい意見は市に対して行われるものと考えていたが、市民同士で言い合うことは、想定していなかった。 市長が参加することにより、市長の意向に賛成の人も反対の人も市長に自己の主張を積極的にアピールしようといった意識が働き、議論が先鋭化する結果、感情的な発言等が出てくる可能性は十分に想定できたと思われる。 ・スケジュール設定に無理があった 令和5年3月上旬、名古屋城総合事務所は討論会の開催時期を7月下旬に設定したが、所管副市長の指示により、文化庁の復元検討委員会が例年開催される8月を目標に逆算して5月下旬に前倒すこととなった。(最終的に6月3日となった。) 名古屋城総合事務所からは、スケジュールが厳しいとの認識を局長や所管副市長に示していた。 ・委託業者との連携体制が不十分だった 討論会の目的に関連して、『昇降技術』の設置自体が決定していることについては、打合せする中で委託業者も理解しているだろうとの認識があり、市から委託業者へ明確には伝えていなかった。 委託業者は、『昇降技術』の設置は決定しているという認識はなかった。 本事案のような過去からの意見対立があり人権上の配慮が必要な事案では、特に、主催者である市が責任を持って必要なリスク管理や対応の指示をすべきであった。 ・人権侵害のリスクが想定不足だった 個人が特定されないようにといったプライバシーの配慮については市と委託業者で打合せ等されていたが、不測の事態は想定していなかった。 差別事象マニュアルに対する関係職員の認識が薄かった。 ・運営・進行に関する認識と意識が共有不足だった 多くの参加者は『昇降技術』が公募によって選定され設置が決定しているものであることを認識していなかったと考えられる。 バリアフリーを不要と求める市民の意見に対して、市は、方針として『昇降技術』の設置は決定していると説明をしなかったことは、公平性の点で疑問がある。 そもそも、公募で選定された『昇降技術』については、エレベーターを希望する市民と焼失前の姿を希望する市民の対立する意見がある中で、史実に忠実な復元とバリアフリーの両立を市が求め障害者団体への意見聴取など時間をかけて検討し進めてきた結果であるが、その経緯等が市民に理解されていないまま議論が進められていたものと思われる。 ・差別発言への対応 差別発言を含む意見に対する拍手について、市からのアナウンスも特になかったことから、参加者としては、意見の対立が意識され、差別発言も含めた意見全体として賛同が一定数あると感じ、会場が差別的な発言を容認するような雰囲気となってしまっていた可能性がある。 なお、無作為抽出で選ばれた市民に自由に発言いただくことについて市長が非常に重き価値を置いた発言を検討段階からしており、職員も委託業者も同様の認識でいた。そうした市長や職員が非常に重視する市民の自由な発言であったことから、制止や注意することに対して躊躇した面もあったのではないかと推察される。 ・差別発言に対する市長のコメント 差別は人権侵害であって、いかなる場合でも許されるものではなく、差別を表現する自由というものは認められない。 職員においても、差別発言が聞こえていたのであれば、仮にその場で動けなかったとしても、会の終了までに何らかの手段で市長に進言すべきであったが、その意識がなかったものと思われる。 市長の閉会あいさつを聞いている市民としては、市長が、差別発言を不適切と指摘していないことから、すべての発言を「よかった」と指していると認識した可能性もあるだけでなく、むしろ「熱い」という表現からは、過激で強い口調だった差別を 含んだ発言を評価したとさえ捉えられかねないため、後日であっても、差別発言に対して積極的に問題提起すべきであった。 再発防止に向けて取り組むべき事項 1 職員研修の充実 (1)人権意識・人権感覚の育成 (2)障害及び障害者理解の一層の促進 2 障害者差別解消の推進に関する法律、条例の周知徹底 3 人権施策推進会議(局長級)・幹事会(課長級)の企画運営の見直し 4 差別事案発生防止のための体制づくり 5 差別事象マニュアルの抜本的見直し 6 市民・事業者の障害及び障害者理解の一層の促進 7 対話によるバリアフリーを推進するための仕組みの整備 8 その他 ・今後の検証に向けて 障害当事者の参加を考慮しない無作為抽出の手法による市民意見をもとに方針決定する場合に注意すべき点はなかったか。 中間報告では、差別事象に直接的に関わる事項に限定して検証してきたが、最終報告では、過去の経緯も含めて、これらの疑問点に関して検証していく予定である。 名古屋城のバリアフリーに関する問題については、厳しいスケジュールのもと合理的配慮を確保するため、職員は検討・調整に奔走してきた中で市長や様々な立場の市民からの意見にも対応する必要があり、そのために苦悩や葛藤も少なからず抱えてきたと推測されるが、そうしたことが、討論会の準備・運営や差別発言への対応に影響を与えたのではないか。 こうした点を含め、本件事案についてさらに検証していきたい。 最終報告では、人権全般に関する包括的で実効性のある条例等の必要性についても考えていきたい。 ----------- 松雄副市長ヒアリングを以下要約しました。 名古屋城木造復元事業についてはオンブズマンがブログで意見を述べており、市民討論会についても無作為抽出で選ばれた市民の中の希望者だけで実施するのが適当なのか、というような意見を載せていました。それも若干念頭にあって、追加の希望者を入れる提案をしました。オンブズマンから直接言われたわけではありません。 肌感覚では、昇降装置の設置は、賛成、反対、2対8や3対7で設置しないという感覚でしたが、それが正しいのだろうかと思っていました。市民アンケートの結果、半数が5階までという結果になり、昇降技術の公募をした時の方向性で進めていけるのだとホッとしました。市長にも肌感覚だけで決めてはいけないという意味で、やった効果があったと思っています。 討論会以前に市としての方針は決まってはいません。私は、少なくとも昇降装置を設置しないというのはありえない、公募を行ったこともあり絶対に避けなければならないということで、1階までは設置しなければならないと考えていましたが、市長の考えを聞いたことはありませんし、この時の市長の考えを知る由はありません。その資料は、少なくとも1階まではという私どもの意見を市長に示したものであり、市長が決定したものではありません。方針を決定してくださいということであって、市長からの指示を明確にしていただかないと動けないことについては、いつも指示書をいただいているものです。市長の判断を受けて修正するもので、いざとなれば書き換えればよいものです。 指示をもらって決定していくというプロセスを名古屋城についてはずっとやっていました。こういうストーリーでいきましょうという案です。 -------- 河村市長ヒアリングを以下要約しました。 市長指示書いうと、普通は市長が反対に部下に指示するやつを指示書というんだけど。指示書と。それ間違いじゃないかね。指示書と書いてある以上は、主語は河村さんになると思いますけどね。普通は。 当局が河村さんに指示するということはちょっとないと思いますので。指示書と書いてあるから。 だから無作為抽出には最後までこだわって、だで僕は何で■■ちゃんが当たったのか、本当に大丈夫か言っとんですよこれ反対に。 それと名古屋市会議員とも対立があってね、ずっとね。給料下げたもんだから。わしは怒っとるんですよこんな良い給料もらって。 今言ったようなその2人の方は実はわかっとるはずなんですよ。それ聞いてる。 差別発言という。 せっかくだで、今の差別意識の中で言ってくと。もう7年8年なるかな、このバリアフリーの話が出かけたときに、要するに、エレベーターはつけないという話を、名前はちょっとやめときますけど当局から話があって、これ複数いますから証人は出てくると思うけど。俺は福祉の団体にちゃんと相談したるかと言ったんですよ。 --------------- 以下中間報告、河村市長、松雄副市長ヒアリングを読んだ感想です。 「文化庁申請に合わせた無理あるスケジュールで、市職員は差別への配慮を欠いた」とのことですが、そもそもどうして無理のあるスケジュールを組まないといけなかったのか、膨大な資料を読んでもわかりませんでした。 また、いわゆる「ノイジー・マイノリティ」である、小型昇降技術・エレベーター設置絶対反対の一部の声に、市が「屈した」ことへの問題意識はあまり見られませんでした。 小型昇降技術を設置する方針を市が決めたにもかかわらず、「小型昇降技術を設置しない」とアンケートに記載した理由もわかりませんでした。 アンケートの内容、実施に関して市民に秘密にした理由も不明です。 また、中間報告については、「討論会当日にどうして差別発言があったのか」と問うのであれば、「発言した市民」本人や参加した市民にヒアリングすべきだったのではないでしょうか。 河村市長も「2人の方は実はわかっとるはず」と述べています。 5000人市民アンケートの結果、「設置しない」が少数で焦ったことも、差別意見を含む過激化につながったのではないでしょうか。 ・18歳以上の5000人無作為 1448人回答 29.0% 小型昇降技術設置しない:23.4% 1階まで小型昇降技術設置:16.9% 5階まで小型昇降技術設置:47.2% 今回、市長・副市長ヒアリングで、「名古屋城木造復元事業に関しては常に『市長指示書』をもらって決定してきた」と明らかになりました。 23/6/3バリアフリー市民討論会が開催される前、23/5/30に「23/6/6に市長名で『名古屋城木造天守のバリアフリーの方針』を出す」と内容も決まっていたことが明らかになりました。 これでは市民討論会は「アリバイ作り」です。 これまでどのような「市長指示書」が出されてきたのかは明らかとなっていません。 (参考資料12:名古屋城木造天守のバリアフリーの方針(令和5年5月30日実施の市長レク資料)) また、中間報告を作るに当たり、市職員にヒアリングをしていますが、それらを含め一部資料は非公開となっています。 障害者団体は、長年「小型昇降技術ではなく、憲法や条約、法律や条令に基づいた、大型で最上階まで登れるエレベーター」を求めてきました。 日弁連も22/10/24に名古屋市に対し、「あえて大型エレベーターを設置しないのは差別でかつ憲法・条約・法律等に違反し、最上階までの大型エレベーターを設置するよう」要望しています。 どうして人権侵害で差別である小型昇降技術をあえて採用したのか。 アンケートに、大型エレベーターの選択肢をどうして入れなかったのか。 非公開にしている情報を公開した上で、最終報告では、名古屋城木造復元事業がどのように進められてきたか、全体像を明らかにしてもらいたいです。 23/6/15に開催された名古屋市議会経済水道委員会で、佐治独歩・名古屋市観光文化交流局長は「23/6/3に開催された名古屋城バリアフリー市民討論会をめぐる事件について、一連の検証が終わるまで名古屋城木造復元事業を進めない」と明言しました。 にもかかわらず、名古屋市はMHIエアロスペースプロダクションと「小型垂直昇降技術」開発のため、7811万1000円で23/10/31に契約していました。履行期間は2027/3/19(令和9年3月19日)です。 契約は佐治局長発言に反しないのか、検証が必要です。 中間報告書では「可能性がない『設置しない』選択肢が市民を誤認させた」ため、差別発言につながったとありました。 そうであれば、市は市職員への研修、市民への一般的な差別防止理解促進だけでなく、市民へ「木造天守に小型昇降技術は設置する。『設置しないこと』は可能性がない」と何百回も説明会等を行うことが、真の差別防止につながるのではないでしょうか。 河村市長は24/1/29定例会見で「差別発言検証中間報告が出た後、年度内に市民説明会を行いたい」と明確に述べています。 まずは中間報告に関する市民説明会ならびに質疑応答を複数回(最低でも各区1回)行うことが必要不可欠だと考えます。 ------- 参考:2023年 05月 24日 市民オンブズマン事務局日誌 名古屋城木造復元バリアフリーアンケート 市長「無作為抽出は『フラットに聞くため』」 (無作為抽出された市民による政策形成プロセスに関する、OECDで示された「活用ガイドライン」に反していると名古屋市民オンブズマンは23/5/24段階で指摘しています) 2023年 05月 12日 市民オンブズマン事務局日誌 名古屋城木造復元バリアフリーアンケート文面 「市民討論会」開催後まで開示決定延長 (バリアフリーに関して、障害当事者を呼ばずに決めてしまうことはあってはいけない、と23/5/12段階で名古屋市民オンブズマンが指摘しています。) ・2015/8/24 河村たかし市長「全責任は私が取る」指示書 -------- 今後の予定 ・24/2/16(金)午後3時30分 市議会総務環境委員会 「中間報告」について ・24/2/20(火)-3/22(金) 名古屋市議会 ・24/3/16(土)14時 「名古屋城天守の有形文化財登録を求める会」月例会 市政資料館 ・24/3/16(土)17(日)名古屋城石垣の積み直し現場体験!~石垣修復工事市民説明会~ (24/2/22申込必着) ・24/3/24(日)13時~ 「水堀からみる城郭~守りの水の真価を探る~」(名古屋能楽堂) (24/2/29申込必着) ・24/4/27(土)14時 「名古屋城天守の有形文化財登録を求める会」月例会 市政資料館 ・24/5/25(土)14時 「名古屋城天守の有形文化財登録を求める会」月例会 市政資料館 ------- ・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ ---------- 2024年02月14日 13時42分 NHK 市民討論会 差別発言問題 名古屋市の検証委が中間報告提出 2024年2月15日(木) 00:34 CBC 「ずうずうしい」去年6月、名古屋城木造復元をめぐる討論会で障害者へ差別発言が相次いたことをうけ、検証委員会が中間報告書を市長に提出 2024/2/14 18:28 中京テレビ 名古屋城市民討論会での差別発言問題 検証委員会が中間報告を発表 名古屋市 2024年2月14日 12:49 名古屋テレビ 名古屋城木造復元事業巡る討論会 車いす男性への差別発言問題 河村市長に中間報告提出 2024/02/15 07:04配信 東海テレビ 準備の不十分さ等指摘…名古屋城バリアフリー化に関する市民討論会での差別発言問題 検証委が中間報告公表 2024年2月14日 11時10分 (2月14日 11時18分更新) 中日新聞 差別発言制止せず「職員の意識欠如」 名古屋城バリアフリー化討論会 毎日新聞 2024/2/14 16:31(最終更新 2/14 16:31) 名古屋城討論会差別発言 検証委、再発防止策など中間報告提出 24/2/14(水) 12:03配信 共同通信 「討論会」名称が差別契機に 中間報告、名古屋城天守巡り
by ombuds
| 2024-02-14 22:22
| 名古屋城
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