24/2/3に名古屋城調査研究センターはシンポジウム「名古屋城石垣をつくる・なおす -最新の調査成果から分かる石垣のなりたち-」を行いました。
濱田晋一・名古屋工業大学大学院准教授は、名古屋城の石垣の編年を、石材の技術と修理記録によって1期から13期にわけた上で「名古屋城石垣は、慶長築城当時が約7割残っている」ことを明らかにしました。
資料は「未発表内容を含むため、資料の転載はご遠慮下さい」とされました。
【24/2/15注記】:未発表内容や条件付きで借りた資料を除いたものを情報提供いただきました。
写真・録画・録音も禁止されました。
2024年3月上旬から期間限定で、編集した動画をYoutubeで公開予定とのこと。
・名古屋市民オンブズマンによるメモ
定員100名のところ400名を超える応募がありました。
濱田准教授は「名古屋城の全石垣について、石材加工、石積み技術(平部・隅角部)、隅角部と平部の関係、石材種、矢穴の形状を調査した。
築城当時、20大名が分担して石垣を築いたが、それぞれ技術の差があった。他の大名は先端技術を吸収して自国に使った。
その後、各時代の修理は、その時代に特徴的な方法で行われた」と述べました。
濱田准教授の基調講演に続き、名古屋城調査研究センターの二橋慶太郎学芸員の、石垣調査成果(石垣カルテ、発掘調査)と石垣積みなおし現場の最新状況の報告がありました。
続いて、服部英雄センター長の発表(石垣の石はどこから運んだか。名古屋城内をどう運んだか)がありました。
二橋学芸員は「石垣カルテでも積み直しは把握していたが、今回の濱田准教授の発表ほど詳しいものではない。
石垣カルテは作っておしまいではない。
作って得られた劣化状況をもとに今後どうするか方針を定めないといけない」と述べました。
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・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ
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