2023/4/15(土)に第1回包括外部監査評価班WEB会議を行いました。
今年も新型コロナウイルス蔓延防止と経費節減のため、全国各地の市民オンブズマンの弁護士・公認会計士・税理士・地方議員ら15名がWEB会議システムを利用し、白熱した議論を行いました。
2022年度に包括外部監査を実施した全国134自治体のレポートを各評価班員が事前に読み込み、「出先機関」「上下水道」「外郭団体」「生活保護」など、分野別にレポートの出来を比較して次々と評価していきました。
過去24年にわたって包括外部監査の評価をしてきた評価班員が作ってきた「チェックポイント」に従って、よいレポートかよくないレポートかを評価していきます。同様のテーマを扱っていても、よいレポートかよくないレポートかは見比べればわかります。
例えば外郭団体をテーマにした場合、「設立時に遡って、存在根拠が実際に存在したか」「自治体から外郭団体への便宜供与の有無と程度」「内部留保の存否と金額」「役職員に占める自治体OB職員の数と地位」「自治体から派遣されている職員の有無、数と『職員派遣法』上の要件」「長期的な採算性についての
需要予測、実証的な採算根拠」「自治体の債務保証、損失補償の存否、金額を含めた3E監査(経済性、効率性、有効性)」ができているかをチェックします。
はじめて会議に参加した地方議員は「自治体の問題点はここを見ればよいのか。大変参考になる」と述べていました。
(チェックポイントは、過去の「包括外部監査の通信簿」に記載しています)
・最新版(2022年9月発売) 2022年版包括外部監査評価の通信簿 5000円
・内容サンプル
さらに、自治体の措置について、「アクセス性評価基準」を設ける方針が決まりました。
なお、「包括外部監査評価班」の財政状況についても協議があり、物価高騰のため、2023年度包括外部監査の通信簿について値上げの方針が決まりました。あらかじめご了承下さい。
また、ready forによるクラウドファンディングの途中経過について23/4/15現在 ready for 20人 257,000円が集まっていることが報告されました。
郵便振替でもご支援を募集しております。
23/4/18(火)までに、総額で60万円のご支援を募集しています。
以下ready forサイトか、郵便振替、銀行振込でご支援下さい。
※上記はクレジットカードによるオンライン支援です。
手数料の都合上、できれば
郵便振込口座番号 00220-4-41902
ゆうちょ銀行 当座:〇二九店 41902
三菱UFJ銀行 四谷支店 普通 0110626
※口座名称 特定非営利活動法人 情報公開市民センター
に直接お振り込み下さい(「包括外部監査支援」と記載下さい)
(リターンを後日送付したいので、支援いただいた方は office@ombudsman.jpに、氏名と住所をお教え下さい)
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全国市民オンブズマン連絡会議 包括外部監査の通信簿