横浜市は22/12/6に、電磁的記録の記録媒体への複製を、ページ数がある電磁的記録については「記録媒体の費用に1ページごとに10円を加えた額」にする「横浜市の保有する情報の公開に関する条例の一部を改正する条例」を横浜市議会に提出しました。
22/12/23本会議で採決予定です。
これまでは、CD-Rに複写したものは1枚につき70円で済んでいました。
それを、今後はCD-R1枚につき70円のほかに、1ページごとに10円を加えるというのはものすごい値上げで、「横浜市の保有する情報の公開に関する条例」第1条にある、「行政文書の開示を請求する市民の権利」「市政に関し市民に説明する責務を全うするようにし、市民の的確な理解と批判の下にある公正で民主的な市政の推進に資する」に反するのではないでしょうか。
実質的にも、CD-Rにデータをコピーするのは費用が掛かりません。
横浜市は、22/7/1から22/8/1まで「個人情報保護条例等の改正に係る中間取りまとめへの市民意見募集」を行っていました。
その中に、「情報公開条例」の改正も含まれていました。
愛知県豊田市でも、情報公開請求の手数料を新たに徴収する条例を提案しています。
全国的にこのような改悪が広がっていないか、今後調査していきたいです。
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かながわ市民オンブズマン