ゆがわら町民オンブズマンが、神奈川県湯河原町議会の秘密会議事録の非公開の取消を求めた情報公開訴訟が東京高裁で処分取り消しが確定した件で、湯河原町議会は22/12/12に再度全面非公開決定を出しました。
非公開理由は以下です。
・7号(法令秘) 会議規則で公表しない旨定められている
↑審査会答申でも、横浜地裁判決でも法令秘にあたらないと判断されているにもかかわらず、再度、非公開理由とした
・3号(審議検討情報) 秘密会として議事が公表されない前提での発言が公表されると、率直な意見交換が行われなくなるおそれ、不当な働きかけがなされるおそれ、町民の間に混乱が生じるおそれがある
・4号柱書(事務事業情報) 徴税事務に関する情報が公開されると不当に町税の納付を免れようとする者に利用されかねない
・4号ア(監査検査情報) 町議会による監査、検査等の手法や観点等が公になると、将来の適正な監査、検査の妨げとなる
・6号(犯罪誘発情報) 不当に町税の納付を免れようとする者が情報を利用し、町税されないよう工夫し、ひいては違法行為にいたるおそれもある
ゆがわら町民オンブズマンは、再度審査請求と訴訟を同時に進めるべく現在準備中です。引き続きゆがわら町民オンブズマンへの御支援をよろしくお願いします。
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・22/2/2 横浜地裁 勝訴
・22/10/31 東京高裁 町議会の控訴を『却下』 確定
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ゆがわら町民オンブズマン
地方議会に横行する「少数派議員潰し」に立ち向かう訴訟