21/3/10 名古屋市会経済水道委員会が開かれました。
21/3/10 名古屋市会経済水道委員会(名古屋城部分)
名古屋市民オンブズマンによる、半自動文字起こしアプリによる文字起こし
http://nagoya.ombudsman.jp/castle/210310.pdf渡辺義郎市議(自民・北区)は、「竹中工務店との間で基本協定を結んでいるが、2022年12月までの契約。絶対遅れてしまうことはわかるが、その場合はどうなるか?」と質問したところ、名古屋城総合事務所は「竣工時期が見通せる段階に来たら、竹中工務店と事業期間を見直すことをしていきたいと思っている。
あわせて、木材の契約の変更手続きを行っていきたい。事業費505億円のうち、大部分はこれからの契約なので、基本契約を見直した以降に、予算を上程させて要求し、その上で契約をしていくことになると思っている」としました。
渡辺市議は、「いつ基本協定の見直しをするのか」と質問しましたが、佐治所長は「文化庁の宿題を返し、5月の文化審議会に諮ったあと、その次の復元検討委員会に諮っていただくことを目標にしている。そうすれば不確定要素がだんだん固まっていく。その中である程度工期について見通しが付くと考えている。」としました。
渡辺市議は「名古屋城木造に賛成の意見だが、なかなかうまくいかん、本当にいいかと心配している。来年のやつは確実もはやすでに駄目だってわかっている。見直し時期はいつか。」としたところ、松雄局長は「河村市長は2022年12月と言って事業を進めて正直うまくいかなかった。今は一旦延長して定めずに、眼前の課題について着実に進んでいきましょうとしている。以前市議会委員会で、何年延ばしたら法的安定性があるかといった議論をさせていただいたが、弁護士に確認したところ、『10年延ばすのは長すぎる』と答弁した。
当初と違うのは、2022年12月にやるとしていた当初は石垣部会、文化庁とネゴシエートがうまくやらない段階でやってきたが、今は反省している。今度は有識者に合意を得た上で出したい。宿題は全く駄目だという風には考えていない」としました。
渡辺市議は「もし噂通り駄目だった場合、責任はどうなるか。その時点で竹中と話せばいいというが、裁判でもなりやしないか心配している。仮にそうなった場合はえらいことだという感じを受ける。責任の有無は、当初の誤り、市長かな。観光文化交流局になるのかな。答弁しにくいと思うのでいいが、そういう心配をしている」としました。
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次回21/3/12(金)午前10時から、経済水道委員会の付議議案審査[資料質疑・質疑(経済局、観光文化交流局関係)]があります。

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