名古屋市議会各会派に支給された令和元年度政務活動費の収支報告書ならびに領収書が20/6/30から閲覧可能になりました。
市議会図書館に閲覧に行ったところ、写真撮影不可、その場でのコピーだめ、枚数が何と1万6000枚以上!5センチファイルが29冊ありました。とても1日では分析できません。
コピーを入手するには情報公開請求が必要ですが、1枚10円のため全部情報公開請求しようとすると16万円程度かかります。
しかも会派支給なので、誰がいくら使ったかははっきりしません。(領収書に議員名が書いてあることもあります)
公開されているのは収支報告書と1円以上の領収書のみです。しかしながら、人件費は氏名が非公開で、実際に支払われたかどうかはわかりません。
・令和元年度名古屋市議会政務活動費 収支報告書 まとめ
PDF
http://www.nagoya.ombudsman.jp/seimu/nagoya2020.pdf 他議会では、会計帳簿や視察報告書、実績報告書も公開されているところが増えてきています。(名古屋市議会でも、一部会派は視察報告書、実績報告書を付けているところもあります)
ただ領収書をみても、それが実際に調査に使われたのか、どのように使われたのかがはっきりしません。
せめて各会派ごとの支出金額だけでも知りたいと思ったところ、市政記者クラブ加盟社の人には、市議会事務局が情報提供として収入・支出一覧表が配布されています。
市議会事務局担当者に「一覧表を情報提供してほしい」と依頼したところ、今年も「非公式なものを市政記者クラブの記者に情報提供したものであって、市政記者クラブに正式に資料として渡したものではない。よって、閲覧場所にも置いてないし、情報提供もできない」とのこと。
2019/2/12に、名古屋市議会の政務活動費の収支報告書と領収書をインターネット公開すると全会派合意したと報道されました。
しかしながら、20/4/30現在、特に公開度に変更がないと市議会事務局に確認しました。
全国市民オンブズマン連絡会議が毎年発表している「政務活動費情報公開度ランキング」では、名古屋市議会は100点満点中10点で連続最下位です。
https://www.ombudsman.jp/seimu2019年度政務活動費調査(開示度ランキング・執行率) 2019/9/27発表
https://www.ombudsman.jp/taikai/190927-4.pdf他議会では、政務活動費の領収書をネット公開しているところも増えています。2020年9月20日21日に米子市で行う第27回全国市民オンブズマン大会で、「政務活動費情報公開度ランキング」を発表する予定です。

-----------
全国市民オンブズマン連絡会議 政務活動費ページ
http://www.ombudsman.jp/seimu.html名古屋市民オンブズマン 政務活動費ページ
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/seimutyousahi/index.htm
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-28149499"
hx-vals='{"url":"https:\/\/ombuds.exblog.jp\/28149499\/","__csrf_value":"cb664727cac556498b4ac7dffd8f90b1d34d0d645858720ab57b43f1cab3a783ce86b6118b1d12108540fe30625fcb1275c6fc81855675c7b7877fafae924595"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">