平成30年度に長崎県議に支給された政務活動費のうち、事務所費に充てられたとした96万円の返還を求める住民監査請求で、長崎県監査委員は20/5/19に「48万円は支出されておらず、残り48万円は政務活動専用の事務所とは認めないので適正な比率での按分充当を行うべき。平成29年度以前も改めて精査を行うべき」としました。
しかし、「当該議員から過去5年度分の修正報告がなされ、返還が完了しており、算定内容も適正であると考えられるため棄却する」としました。
https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2020/05/1589422744.pdf監査結果によれば、中村和弥県議は、親族(同一生計以外)所有の会社から事務所を賃貸借契約していました。
領収書は不動産媒介業者の領収書を複写し、月8万円として議員自らが作成しましたが、実際に口座から引き落とされていたのは月4万円でした。
事務所の使用実績は記録していませんでした。
固定電話やFAXは有りませんでした。入口扉脇の表札に「中村事務所」という小さな表示があるのみでした。
当該物件は「住居のみを目的として使用しなければならない」とされていました。
中村県議は平成26年~30年度分について、本件事務所に係る賃借料へ充当しないものとして再精算し、3,616,853円+利息459,853円を県議会事務局に納入しました。
県監査委員は「中村議員自らが領収書を作成したことを認めているが、あってはならないこと」としました。
その上で、「議長は調査権をもって、政務活動費の適正な運営と透明性を確保することが求められているが、補助者である議会事務局の適正な審査報告がなければ、その権能、職責を全うすることはできないものと考える。
議会事務局に対しては、議長と協議のうえ、あらためて審査の方法について検討を求めたい」としました。

-------
・ 2020年5月9日 丸太たかあき
【長「詐欺」県議会議員】中村和弥
https://maruta.sankei-mrt.co.jp/?p=9299・全国市民オンブズマン連絡会議 政務活動費ページ
https://www.ombudsman.jp/seimu --------
2020/5/2 14:30 長崎新聞
中村和弥県議408万円返還 「けじめ」事務所費5年分
政活費で住民監査請求
https://www.47news.jp/localnews/4776388.html毎日新聞 2020年5月9日
「違法な支出」監査結果公表 中村和県議事務所費 /長崎
https://mainichi.jp/articles/20200509/ddl/k42/040/240000c20/5/9(土) 13:03 長崎新聞
実態のない事務所に政活費充当 中村県議 過去5年分返還、請求棄却
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e5f83aef59300e243be48a0ceb2645f114592dc2020/3/4 11:00 長崎新聞
「政活費不正受給」 中村和弥県議を告発 五島の男性ら
https://www.47news.jp/4580234.html
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-28102286"
hx-vals='{"url":"https:\/\/ombuds.exblog.jp\/28102286\/","__csrf_value":"41fb24c864d5b3dd272dc288107074d310ce15603c383a666c0a3caf9bdb69ad6d25513400d885d54967658a48ea01a110b0c3edfe9cff08c4dc12e2f4cd4590"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">