2020年4月からの学校給食費値上げ方針を示している河村たかし名古屋市長は、20/1/6に行われた仕事始め式で「名古屋市は世界で一番がきんちょの人生を応援するところだ」と述べたと報道されました。
また、2019年8月に竣工期限を延期しただけでなく、現天守解体・木造復元のめどがまったくたっていない名古屋城木造復元事業に関し、「『石垣部会』の皆さんのご理解も得まして、相談しながら丁寧になるべく早くやっていきたい」と述べたと報道されました。
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日本で最低レベルの給食内容が2019年12月に報道され、「名古屋市の恥」と多くの名古屋市民が感じました。
それに対し、給食費を値上げする方針を出しておきながら、「世界で一番がきんちょの人生を応援する」というのは、どのような感覚で話をしているのか、全く理解できません。
給食費値上げ分は年間11億6640万円の計算です。
名古屋城天守閣木造復元事業は、建設費だけで総額505億円の予定です。
2019年3月末までに、すでに約40.7億円+約1.8億円を支払い済みですが、現時点で復元のめどは全くたっていません。
「エビフライが金シャチに化けた」と表現する人までいます。
一方、名古屋市は毎年市民税5%減税を行っており、2019年度は113億円の税収減を見込んでいます。
給食・名古屋城・減税。この3つの関係をきちんと説明できる人いますか?
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名古屋市民オンブズマン 給食問題ページ
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/lunch/index.htm---------
2020/01/06 11:52 CBC
天守復元に改めて意欲‥名古屋市の仕事始め式で河村市長
https://hicbc.com/news/article/?id=0004C9CD