19/12/2に、守山区役所にて名古屋城天守閣木造復元市民向け説明会が開催されました。
録画、写真撮影は許可が無いと出来ないと言われました。
・配付資料
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/191128-1.pdf (会場からの質疑についてはもうしばらくお待ちください。
文字起こしボランティア大募集中です。
office@ombudsman.jp )
河村市長は、会場から「どうして現天守閣を耐震補強しないのか」という質問に対し、「コンクリートの建物の寿命は平均50年と言われている」と言い続けています。
そこで、名古屋市民オンブズマンが会場から基礎構造のコンクリートについて竹中工務店に質問しました。
奈良 平城京大極殿復原に竹中工務店が使った、「500年持つコンクリート」というのは、この木造復元の天守閣の基礎構造(はね出し工法)でも使うご予定か。
→使う予定
・2点目
仮に上記500年コンクリートを使って現天守閣を長寿命化させることは可能か
→耐震の専門ではないのでわからないが、耐震補強要素だけ500年持たせても、残っているコンクリートの性能は評価に値しない。
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河村市長の「コンクリートの建物は平均50年しか持たない」は、竹中工務店によって明確に否定されました。
一方、竹中工務店も、長寿命化については、耐震補強要素だけの長寿命化のみを言うだけで、全体の長寿命化については何も答えませんでした。
木造天守閣が仮に1000年持つとしても、コンクリート基礎構造は500年しか持ちません。
そうであれば、現在のコンクリート天守閣を耐震化した上で500年長寿命化させることはできないか、ということを真剣に考えてはどうかと思います。
参考:平成26年1月8日 文部科学省
「学校施設の長寿命化改修の手引~学校のリニューアルで子供と地域を元気に!~」の公表について
・質問案(ご自由にお使い下さい)
1)「2022年12月に間に合わなければ切腹」市長発言について
2)文化庁「確認事項」の情報公開について
3)市債返済計画について