名古屋市民オンブズマンは、19/11/4に行われた、特別史跡名古屋城跡全体整備検討会議石垣部会構成員と名古屋市長、観光文化交流局長、名古屋城総合事務所長、
名古屋城調査研究センター副所長との懇談について、内容がわかる物を情報公開請求しましたが、出席者と式次第、配付資料が公開されただけで、内容は全くわかりませんでした。
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/191121-1.pdf式次第によれば、朝10時から午後4時まで各種打合せをしていたことがわかります。
市長との懇談は午後2時から3時まで1時間です。
にもかかわらず、何を話していたのか全くわかりません。
19/9/24に文化庁から出された、「現天守閣解体の現状変更許可申請に対する本市への指摘事項」をまとめたものが資料として添付されています。
(情報公開請求中 延長決定)
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しかし、19/5/29文化庁からの確認事項はいまだに全面不開示です。名古屋市の回答も全面不開示です。
・19/5/29 名古屋城跡の現状変更申請に係る名古屋市への確認事項
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190617-2.pdf・19/6/19 「名古屋城跡の現状変更申請に係る名古屋市への確認事項に対する回答」
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190723.pdf ---------
その後、19/11/20河村市長は市議会本会議で「石垣部会の皆さんも復元まで含めた議論を進め、天守閣部会の皆様とも、一緒に邁進してまいりたいと考えております。」と述べたものの、「石垣部会が復元まで含めた議論を進め、一緒に邁進したいと言った」とは述べておらず、市長の一方的な願望をあらわしただけです。
具体的な石垣部会の指摘をオープンにせず、市長の一方的な願望のみを一方的に喧伝する市長のやり方のため、数十億円もの損害が発生する可能性が高いです。
19/6/22講演で、石垣部会の赤羽一郎氏は「名古屋市は見えない暗礁ではなく、目の前に見えている問題にぶつかっていった」と表現しました。
問題点はすでに何度も以前から指摘されています。
名古屋市は、具体的になにが問題とされており、どう回答したのか。市民にすべて公開しなければ何も始まりません。
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また、同日19/11/4に河村市長や特別秘書、名古屋城総合事務所職員が中津川市に行った、名古屋城木造天守閣のための木を切るイベントに関する復命書も情報公開請求しましたが、内容は全く記載されていませんでした。