名古屋城天守閣木造化事業に関し、実施設計業務委託として竹中工務店に対してすでに5億9400万円支出済であることが判明しました。
・19/7/31 情報提供文書
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190731.pdf今回、既に名古屋市が竹中工務店に支出した木材の製材代、実施設計委託料がわかるものを情報公開請求したところ、上記文書を情報提供して頂きました。
実施設計については15億6182万1480円(税込み)ですが、各年度分割して払うことになっています。
・決定書
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190510.pdf・名古屋城天守閣整備事業実施設計業務委託契約書(平成31年度分)として
名古屋城天守閣整備事業実施設計業務委託契約書(H30.4.9)
名古屋城天守閣整備事業実施設計業務委託契約書(変更契約 H31.2.26)
名古屋城天守閣整備事業実施設計業務委託契約書(変更契約 H31.3.19)
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190510-1.pdf・(情報提供)名古屋城天守閣整備事業実施設計業務委託 変更概要書
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190510-2.pdf 今回情報提供頂いた支出命令書でも、契約通り
5億9400万円支出済であることが判明しています。
また、木材の製材94億5540万円については21億9600万円支出済でした。
基本設計8億4693万6000円と実施設計と木材の製材をあわせると現時点で36億3693万6000円支出していました。
契約としては、合計118億6415万7480円になります。
名古屋城現天守解体の現状変更許可の見通しはたっておらず、ましてや木造復元のめどはまったくたっておりません。
名古屋市は本当にどうするつもりなのでしょうか。
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・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm