「名古屋城木造天守にエレベーター設置を実現する実行委員会」が主催した「~名古屋城バリアフリーの行方~ 名古屋城木造天守復元事業 ここが問題!」に50人の参加がありました。
・19/6/22 配付資料
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190622-2.pdf昨日19/6/21に、名古屋市は「6/21に開催された文化審議会で議題とならず、解体工事の着手にさらなる遅れが生じるため、工期の見直しを含め、竹中工務店、文化庁、地元の有識者と協議を進める」旨発表しました。
・19/6/21市長コメント
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190621.pdf石垣部会の赤羽一郎氏を講師にお招きして、現状の解説と名古屋城の価値ならびに現在の木造天守閣復元計画の問題点、今後の見通しを話していただきました。
・19/6/22 「名古屋城木造天守復元事業 ここが問題!」
赤羽一郎氏発言部分(半自動文字起こしアプリによる文字起こし)
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190622-3.pdf名古屋城の解体の是非を審議する文化庁にある有識者会議である、文化審議会文化財分科会第三専門調査会は、毎年5月と10月に開かれるため、次の文化審議会でかかるとすると10月になる。
しかし、200ページにも及ぶ解体許可申請書を全部読み直して短時間で判断するのはおよそ不可能なので、かなり時間がかかると見なければいけないだろう。
現在の木造復元計画の問題点は3点あると私は考えている。
昨日文化庁が継続審議と言ってきたのは、同じ3つであり、それに名古屋市はまともに回答してきていない。
1点目は今の石垣を絶対に損なわないこと。
2点目はバリアフリーの問題。
3点目は現在の天守閣をどう位置づけるかということ。現天守閣は登録有形文化財の要件に該当する。
これらはずっと問題点が明らかになっていたが、解決してこなかった。
木造復元が暗礁に乗り上げたが、さらに解体先行という奇策を河村市長が取ったことで漂流する事態、さらに問題が複雑になった。
解体工事も石垣を損なうおそれがあり、その旨石垣部会が意見書を提出したら、名古屋市はそのまま文化庁に提出した。
こんな状態にもかかわらず設計委託料や木材購入などは文化庁の許可を得ないまま執行されており、市民から住民監査請求も出された。
市議会はチェック機能を果たしていない。
木造復元はちょっと立ち止まって、どうするか検証し合うことが必要だと考える。市民が一致して新しい名古屋城の将来像を築く時間が必要だ。
現天守も50億円かければ耐震改修・長寿命化が図れるとのこと。エレベーターも最上階まで新設可能。
みんなで考えやっていくことが求められると思う。

次にパネルディスカッションを行いました。
名古屋市民オンブズマンの内田隆は、これまで多くの情報公開請求をしてきた事を踏まえて発言しました。
・名古屋市民オンブズマン 内田隆発言部分
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/190622-4.pdf名古屋城天守閣復元事業は建設費だけで505億円もする巨大公共事業。
しかし、本件は「技術提案・交渉方式」という特殊な契約をしており、仕様が当初とは異なることがあり、どのようなものができるのかすらわからない。
さらに、情報がほとんど公開されていない。有識者会議の議事録・配付資料も市の公式ホームページに公開されていないのは今どき異例。
市長が「全責任は私が取る」という指示書も情報公開請求ではじめて判明した。
文化庁と名古屋市のやり取りは市民に非公開だが、竹中工務店にも非公開にしていたことには驚いた。
現在の計画はバリアフリー法等に引っかかるだけでなく、建築基準法、消防法、防災の観点から、はたして法律をクリアできるのかすら判明していない。
これらが判明して初めて税金の無駄遣いかどうか議論できるが、コンサルが試算した結果、あまり人がこなければ今後50年間で64億円の赤字になる。
情報公開を進めるには予算を付ける必要が無い。市長が「公開する」というだけでよい。
しかし、市長直筆のメモが非公開になったので、審査請求をしたところ、「すべて記者会見で話したことだから」として全て公開してきた。
その後、文化庁とのやり取りも情報公開訴訟をしたら、593ページ中562ページが黒塗りだったのに、151ページが黒塗りに減った。
しかし「言われなき非難を避けようとしたり、立場に拘束されることで円滑な議論が損なわれるおそれ」「外部からの干渉・圧力等を受けることにより適切な意思決定ができなくなるおそれ」「未確定な情報が確定されたものとして誤解されるおそれ」があるとしていまだに黒塗りがなされている。
情報公開は「転ばぬ先の杖」として重要。
今回、名古屋市は情報を非公開にして、2022年までの木造復元を断念するという大失敗をした。すでに50億円くらい税金が使われている。
今後は情報公開をした上で、市民みんなで議論すべき。

(その他のパネリストのまとめは後日書きます)

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名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm--------
2019年6月22日 18:06 名古屋テレビ
名古屋城の木造復元 後期見直し 専門家「2年以上の調査が必要」
https://www.nagoyatv.com/news/?id=2030212019年6月22日 中日新聞朝刊
名古屋城木造化、22年完成を見直し 文化庁、解体を継続審議
https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019062202000101.html2019年6月22日12時03分 朝日新聞 堀川勝元、井上昇
木造化の名古屋城天守、完成延期へ 解体許可得られず
https://www.asahi.com/articles/ASM6P6FQNM6POIPE044.html2019/6/21 20:52 日本経済新聞
名古屋城復元、22年困難に 国が解体許可先送り
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46434370R20C19A6CN8000/2019/6/21 20:14 (JST)一般社団法人共同通信社
新名古屋城22年末の完成困難に 文化審、解体許可を議題とせず
https://this.kiji.is/514760773595350113?c=395467418394624012019年06月21日 19時35分 NHK
名城復元 計画通りの完成厳しく
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190621/3000005309.html2019年6月21日 19:12 名古屋テレビ
名古屋城木造復元 市が工期見直しの検討へ 現天守解体計画の許可が継続審議に
https://www.nagoyatv.com/news/?id=20293019/6/21(金) 18:42配信 東海テレビ
“2022年12月完成”を事実上断念…名古屋城天守閣の木造復元 文化庁が解体の許可出さず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190621-00022903-tokaiv-l232019年6月21日18:47 CBC
名古屋城天守閣木造復元22年完成は極めて困難に・文化庁審議会の結論出ず
https://hicbc.com/news/detail.asp?ref=tw&id=0004ACF3
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