名古屋市民オンブズマンメンバーが、愛知県監査委員に対して、
平成25年度~29年度に支払った「一宮市民生委員協議会活動費交付金」
合計4,791,578円の返還を求めて住民監査請求をしている件で、
19/4/10に意見陳述を行いました。
・2019年4 月10 日陳述原稿
http://www.nagoya.ombudsman.jp/data/190410.pdf今回の監査請求は要綱に従った精算が行われていないこと、支払いに対し領収書等での確認を市・県とも行っていないこと、精算書が連区民生児童委員協議会で作成されなくて、市で作成され精算額に影響する改竄等を市が行っていることが主な要因です。
交付金・精算書の流れ等は下記の通りです。
交付金 : 愛知県 →→→ 一宮市 →→→ 連区民生児童委員協議会
精算書 : 愛知県 ←←← 一宮市
収支計算書等: 愛知県 ←←← 一宮市 ←連区民生児童委員協議会(原本の写し送付)
問題点としては以下をあげています。
①精算書が連区民生児童委員協議会でなく市で作成されていること
②収益決算書等が原本の写しが市から県に送付することになっているが、市・県から取り寄せた資料が一致してないものがあること
③市・県とも領収書等による確認をおこなっていないこと
④市は収支計算書の作成の判断を、各連区民生委員協議会の判断に任されているため、県・市からの収入が民生委員実費弁償費・県交付金(以上県)市交付金が(市)と3種類あるが、収入において県交付金のみを計上してているところ、県交付金と市交付金を計上しているところ、3種類すべてを計上しているところがある。一方支出においては、交通費は3種類とも使用できると市は解釈しているが支出済額の内訳に記載されていない交通費もあること
意見陳述後、県代表監査委員は「実績報告書の提出は一宮市民生委員協議会連絡会長が一宮市長を経由し愛知県知事に提出すること。になっているため、措置請求の請求の趣旨で「返還させるために必要な措置を取ることを一宮市に勧告するよう求める。」ことは間違いであり。措置請求書を
1.取り下げる
2.取り下げてから再請求する。
のどちらかにすべきでないかと提案されました。
しかし、以下の理由で取り下げないことにしました。
1.各連区の交付申請書を、根拠もなく勝手に市が作成していたこと
2.各連区の実績報告書を、根拠もなく勝手に市が作成していたこと
3.満額交付金を支払できない先については、市が独断で関係資料を改竄し満額支払えるように精算書を作成していたこと
4.一宮市民生委員協議会連絡会長は、市が作成した資料を各民生委員協議会が提出したものを市がまとめたものと信じ一宮市長経由で提出していたこと及び連絡会長は民間人であること等で責任の大半は一宮市にあるため訂正しないことにし、市が県に送付する資料を改竄し税金の無駄遣いを行うという稀にみる悪質な行為の防止になる対策を勧告していただきたくお願いいたします

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名古屋市民オンブズマン 民生委員問題ページ
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