名古屋市民オンブズマンは、名古屋城天守閣木造化に関し、名古屋市職員が2018年7月27日~12月10日に文化庁を訪問した際の資料ならびにその際の記録を情報公開請求しました。
18/12/25に教育委員会分(18/9/25面談)が開示されましたが、内容は全部非公開でした。
決定書・開示文書
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/181221.pdf理由:名古屋市情報公開条例第7条第1項第4号に該当
当該情報が公開されることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがあるため、非公開とします。

なお、特別秘書の復命書も開示されました(18/8/3面談)。
しかし、内容は記載がありませんでした。
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/181217.pdf
観光文化交流局名古屋城総合事務所関係の書類は19/1/23まで延長となりました。
18/11/29名古屋市議会本会議で浅井正仁市議(自民)が質問したとおり、文化庁との面談記録は内容が全面非公開でした。
また、2018年7月27日~12月10日の間、教育委員会関係者は文化庁に1回しか訪問していなかったことが公文書で明らかになりました。
--------
復元だけで総額505億円の予算をかけて河村たかし名古屋市長が強引に2022年12月までに完成させようとしている名古屋城天守閣木造化は、天守台石垣の想定以上の劣化ならびに、木造化のための「はね出し架構」と呼ばれる工法が江戸時代からの石垣の遺構を壊すおそれがあるため、有識者委員会の「石垣部会」が反発しており、2018年10月に予定していた文化庁文化審議会の諮問の見通しはたっておらず、その後の文化庁の現状変更許可も見通しも立っていません。
実際に名古屋市と文化庁はどのような話し合いを行っているのか。内容を情報公開請求しても常に黒塗りです。
名古屋市は何をおそれているのか。
名古屋市・名古屋市長が「市議会」「市民」「文化庁」「天守閣部会」「石垣部会」「竹中工務店」それぞれに都合のよいことを言ってきたことを「6枚舌」とかつて表現しましたが、計画が具体的になって、より行き詰まりをみせるにあたり、「市議会」「市民」に対する説明を放棄したとしか思えません。
非公開にすればするほど、「市議会」「市民」の市政に対する不信感は募りますし、膠着状態も続くのではないでしょうか。
ただ、2022年12月の期限は着実に近づいており、膠着状態が続くのももうしばらくだとみています。
-----------
【今後の予定】
・18/12/26(水)午前10時~ 名古屋市産業・歴史文化・観光戦略特別委員会
http://www.city.nagoya.jp/shikai/category/324-3-0-0-0-0-0-0-0-0.html ・18/12/27(木)午後1時半~ 名古屋市経済水道委員会
http://www.city.nagoya.jp/shikai/category/324-3-0-0-0-0-0-0-0-0.html・18/12/28(金)午前10時~ 特別史跡名古屋城跡バリアフリー検討会議(第2回)(名古屋国際センター)
http://www.city.nagoya.jp/templates/kaigioshirase_2018/kankobunkakoryu/0000112673.html・19/1/13(日)13時半~16時半 「名古屋城天守の有形文化財登録を求める会」学習会(北生涯)
https://peraichi.com/landing_pages/view/protect-nagoya-castle --------
名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-27305252"
hx-vals='{"url":"https:\/\/ombuds.exblog.jp\/27305252\/","__csrf_value":"cf867b7336fcea02ce3589d9bbaff3d7f2fc98c2ad4e8faf6891edfc8c4f5e0767c7fb409b4635308d257a621c04a45655c86e846a708b0138a959eb02122dc2"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">