NPO法人 情報公開市民センターが、「1966年に日本武道館で行われたビートルズ日本公演に関し、警視庁警備部が撮影したフィルム」の情報公開を求めた訴訟で、最高裁は18/10/25に上告を棄却し、高裁敗訴判決が確定しました。
http://www.jkcc.gr.jp/data/181025.pdf・18/12/20 東京地裁 敗訴
http://www.jkcc.gr.jp/data/171222.pdf・18/5/23 東京高裁 敗訴
http://www.jkcc.gr.jp/data/180523.pdf上記フィルムを15/2/10に情報公開請求したところ、15/2/25に「警備を行っている警察官の容貌および、ビートルズ以外の民間人の容貌」以外の一部開示決定が出ました。
http://www.jkcc.gr.jp/data/150225.pdf【非公開にした理由】
ビートルズ来日公演前後の日本武道館内外及び宿泊先から空港までの全般において人出の状況やその容姿が記録されており、これらの情報は、個人に関する情報で、特定の個人を識別することができるものであるため。
東京高裁は以下述べています。
・映像中の個人の容貌は約50年前に撮影されたものであることを考慮に入れても「個人に関する情報で特定の個人を識別することができるもの」に該当することが明らかである。
・慣行として公にされ、又は公にすることが予定されているものに当たるとはいえない。
・警察官の容貌も非開示情報から除外されていないものと解するのが常識的である。
今後、15/2/25決定に基づき動画の開示を求めるかは検討します。
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NPO法人 情報公開市民センター
ビートルズ来日公演警備情報非公開決定(警視庁) 提訴