全国市民オンブズマン連絡会議は2018年9月1日(土)13時~17時、9月2日(日) 9時~11時40分に新潟ユニゾンプラザ 多目的ホールにて第25回全国市民オンブズマン新潟大会を開催致します。
https://www.ombudsman.jp/taikai9月2日(日) 9時~11時40分には、以下3つの分科会を開催致します。
(1)共謀罪と公安警察
(2)情報公開セミナー
(3)政務活動費と海外視察
https://www.ombudsman.jp/taikai全国大会・分科会申込は上記ページから可能ですが、当日参加も可です。ぜひご参加下さい。
--------
2018年9月2日(日)9:00~10:50 (5階特別会議室)
共謀罪と公安警察
~市民の自由と社会秩序の在り方を考える~
明るい警察を実現する全国ネットワーク
2020年のオリンピックの東京開催、いちばん喜んだのはだれだ!
決まった翌日のテレビのニュース
「オリンピックを狙った国際テロ対策が必要だ」と、警察のテロ対策訓練風景
これで公安予算は大幅に増額
『絶対安全なオリンピック』を実現するためなら何をしてもいい、いくら予算を使ってもいい、というおおらか都民、国民
そのおおらかさが取り返しのつかない仇になる
一旦増えた公安予算はオリンピックが終わっても減らない
一旦強化した監視の仕組みはそのまま定着し、さらなる強化に進む
困ったことに公安警察の活動はもともときわめて不透明
弁護士と検察官は蚊帳の外
令状裁判官は公安警察の協力者
マスコミは沈黙するか公安警察の応援団
フリージャーナリストの取材成果を狙う公安
生活に根差した様々な要求や要請活動をする人々を監視する公安
前代未聞の私戦予備陰謀罪被疑事件捜査、公安警察活動が露見した岐阜県警大垣署事件の実態を知るところから始める
市民オンブズマン的対抗策を考える
◎講演∔助言:原田宏二さん(元警察官)
-----------------------------------------------------------------------------------
情報公開分科会(5階 中研修室)
情報公開分科会は昨年、一昨年に引き続き、元情報公開・個人情報保護審査会委員の森田明弁護士を講師としてお招きし、情報公開審査会の判断例をもとに情報公開についての様々な論点についての解説・質疑応答を行います。以下は森田弁護士の今年の資料集から。
「はじめに
全国大会の分科会を担当して3年目になる。
毎年参加者から積極的な質疑、問題提起をいただいているので、今年もそのための時間は十分に取りたい(情報公開に関することであれば、分野は限定しない)。
ただ、冒頭に若干私から報告(答申の紹介)をさせていただく。何を話すかとなると、やはり今年の4月以降再燃した国の公文書管理を巡る問題についてということになる。何回か新聞に私のコメントが載ったので、その背景にある答申を載せた。昨年、一昨年と重なる資料もあるが、話自体は新しい題材を中心に簡潔に行う。」
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
政務活動費・海外視察分科会(2階 多目的ホール)
「議員の海外視察の報告書がコピペだ」という批判が、新聞・テレビをにぎわすことが多くなりました。
<議員の海外視察>は、公費で行くものも、政務活動費を使って行くものも、おしなべて観光丸出しで、一オンブズマンとしては、報告書を読むだけで血圧が上がってくるのを感じます。それでいて、住民訴訟をやってもなかなか勝てません。(仙台市民オンブズマンが昨年ついに、事実上全国初の一部勝訴判決をかちとられましたが。)
議員の海外視察の実態は、そもそもどんなものなのか。
なぜこんなに観光旅行なのか。なぜ改まらないのか。
裁判でなかなか勝てないのはなぜなのか。
なんとかするには、どうすればよいのか。
全国の実態調査と各地からの報告をもとに、本質論から訴訟テクニックまで、幅広い範囲で意見と情報を交換する分科会です。