18/8/17に「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」と「名古屋市民オンブズマン」が岐阜県内6消防本部に対して提訴した、消防デジタル無線談合の損害賠償請求を求める住民訴訟の弁論が岐阜地裁で開かれました。
36名の傍聴席は、6消防本部関係者でいっぱい。記者席6席を除くと、一般傍聴席は2席しかありませんでいた。
原告2名と弁護士4人、相手方弁護士ら関係者11人は、法廷の柵の中に座りました。
18/8/17までに、相手方から書面が提出されました。その中で、山県市が5/24に、下呂市が7/4に業者に損害賠償請求をしていたことが判明しました。
裁判自体は6件順番に開かれましたが、それぞれ1分程度。弁論終了後に非公開の弁論準備を行う、というものでした。
合計6分で裁判は終わり、傍聴者と記者は法廷を離れました。その後、弁論準備が行われ、次回以降の期日(弁論準備 非公開)を日程の都合上2つに分けることが決まりました。
・18/10/15(月)13時半~14時半 弁論準備(非公開)
・18/10/16(火)13時半~14時半 弁論準備(非公開)
次回弁論準備までに、原告は主張の整理を行うことにしました。
契約主体が沖電気ではない6件のうち、2件はすでに自治体が損害賠償請求を行っています。
それぞれ主張に矛盾がでるのではないかなどを今後追及する予定です。

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全国市民オンブズマン連絡会議 談合問題分科会ページ
https://www.ombudsman.jp/dangou----
2018年08月18日 08:03 岐阜地裁
消防救急無線談合の住民訴訟 2組合と4市争う姿勢
https://www.gifu-np.co.jp/news/20180818/20180818-66555.html2018年8月17日 17時49分 中日新聞
岐阜の6消防本部側、争う姿勢 救急無線談合訴訟
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018081701001713.html2018年8月17日 / 17:51 ロイター
岐阜の6消防本部側、争う姿勢
https://jp.reuters.com/article/idJP2018081701001734