18/3/14に名古屋議会市経済水道委員会が開催されました。
・配付資料
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/180314.pdf・18/3/14 名古屋市議会経済水道委員会(名古屋市民オンブズマンによる、自動文字起こしアプリを使った文字起こし+修正)
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/180314-1.pdf江上市議(共産)が「今回提案されている木材予算、新年度22億円余、債務負担行為が73億円余、合計が95億円余は木材総額か」と質問があり、市は「柱・梁・土台部分のみで2036立方メートル。全体で4500立方メートルで3分の1程度を要求している」としました。
また、福田市議(公明)が「天守閣に登れない人が出てくるのか」と質問し、「名古屋城では2万-25000人で入城制限をかける予定。最大1日7万人来場する試算をしているので、そういったことも考えられる」としました。
また、福田市議は「史実に忠実ということで、スプリンクラーはつけるのか。クーラーはつけないとして熱中症対策はどうするのか」と質問し、市は「消防と協議中だが基本的には全館にスプリンクラーを設置予定。スポットクーラーや送風機などの対策は必要だと考えるが、詳細は設計中で検討する」としました。
福田市議は「遮熱材などを検討しては」といいましたが、市は「基本的には史実に忠実に復元していくので、資料に基づきながら進めていきたいと考えている」としました。
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結局、基本設計でどこまで決めるのか。誰がスプリンクラーなどの有無を決めるのか。いつ決めるのかなどがまったく明らかになっていません。
しかし18/3/16(金)午前10時には意思決定してしまいます。
議論も低調で、基本的な情報も提示されませんでした。18/5/7に天守閣が閉鎖されても基本設計が終わらず、来場者だけが激減して一歩も進まない姿が目に浮かびます。
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名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm