2015年12月6日~2016年1月17日に市内16区で開催された「名古屋城天守閣の整備タウンミーティング」の内容がわかるものが「不存在」となった件で、「職員の作成したメモ」「録音」「要点筆記」を新たに情報公開請求したところ、16/2/22にいずれも「不存在」となりました。
http://nagoya.ombudsman.jp/castle/160222.pdf
・2015年12月6日~2016年1月17日に市内16区で開催された「名古屋城天守閣の整備タウンミーティング」の際
市民経済局長 宮村喜明
市民経済局副局長 千田博之
市民経済局名古屋城総合事務所長 下山浩司
市民経済局名古屋城総合事務所 寺本秀樹
が作成したメモ
→公開請求に係る行政文書として作成又は取得しておらず不存在であるため
備考 タウンミーティング会場にて、上記職員が作成したとされるメモにつきましては、質疑に備えて、個人の段階で作成したものであって、組織として管理しておりませんので、申し添えます。
名古屋市情報公開条例には以下規定されています。
http://www.city.nagoya.jp/shiminkeizai/page/0000001423.html
第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(2)行政文書 実施機関の職員(市が設立した地方独立行政法人の役員を含む。以下同じ。)が職務上作成し、又は取得した文書、図画(写真及びフィルムを含む。以下同じ。)及び電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られた記録をいう。以下同じ。)であって、当該実施機関の職員が組織的に用いるものとして、当該実施機関が管理しているものをいう。
名古屋市はタウンミーティングの終了後、概要を取りまとめる方針とのこと(まだ概要は公表されていません)。
概要を作成するには上記メモが必要だと考えますが、「組織として管理していない」として市民に非公開です。
名古屋市は市民の意見を聴く場としてタウンミーティングを設定したにも関わらず、市として詳細を公表しないという態度は全く理解できません。
このように市民に情報を伝えないまま、名古屋城木造化に突き進むつもりなのでしょうか。
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・名古屋市民オンブズマン 名古屋城木造天守閣ページ
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm