13/9/7(土)8(日)に龍谷大学深草キャンパス(京都)で開催する、
第20回全国市民オンブズマン京都大会では、4つの分科会が企画されています。
それぞれの分科会での議論を担当者にまとめて貰いました。
1 議会分科会(会場:3号館—メイン会場)
全体会に引き続き、議員通信簿調査で一端が明らかになった議員の質問の貧弱さの原因がどこにあるか、議員通信簿の調査で現れた具体的な質問を例に議論を行います。
会場からの発言も募りながら、議会で議員に良い質問をさせるために、市民として何ができるかをシンポジウム形式でより深く考える会にしたいと思います。全体会で発言したくでも発言できなかった方はこの分科会で。もちろん、現職の議員の意見も歓迎です。
担当 児嶋研二
2 包括外部監査の活用マニュアル分科会(会場21号館4階)
包括外部監査をテーマとした分科会をもつのは、2004年の第11回函館大会以来でしょう。2000年から始めた「包括外部監査の通信簿」(イエローブック)は年ごとに分厚い報告をしていますが、一般市民には難しいことと思われがちで市民オンブズマンの方にとっても十分活用されているとは言えません。もちろん行政もです。
今回は、今年の包括外部監査人・補助者の方、また行政首長の方も分科会に参加していただき、率直な御意見をいただく予定です。レジュメ(大会資料集に掲載)や今年のイエローブックも参考にして御参加いただき、具体的な活用方法について話し合いたいと思います。
担当 井上善雄
3 市民オンブズ何でも分科会(会場21号館4階)
今年も各地のオンブズは様々な活動をしてきました。「全国にこういう活動を伝えたい。」「他の地方で同じような問題はないだろうか?」「こんなとき、どうしたらいい?」。住民監査請求や住民訴訟のノウハウ、情報公開の仕方やどう争ったらいいかについて意見交換したいことは山ほどあるのでは。
この分科会では、そういった皆さんの疑問、質問を、参加者の経験や知恵を持ち寄って解決し、共通の問題を全国に広げるきっかけにしたいと思っています。自分ら以外の地域でもきっと同じ問題があるはず-そう考えることが私たちの原点であり、次の全国大会のテーマとなるかもしれません。
担当 新海 聡
4 警察問題分科会(会場21号館4階)
「安心・安全社会のために監視カメラを」にだまされるな!
警察に必要なのは情報公開だ!
警察問題を構造と現象から考えよう。
警察問題は、マスコミで報道される表面的現象からだけではわからない。個人の体験だけでもわからない。分科会では、明るい警察を実現する全国ネットワークの活動を通じて明らかになってきた日本の警察の実態を解説します。
日本の警察は自治体警察か国家警察か?
警察官は地方公務員か国家公務員か?
警察(官)はだれのために働いているのか?
交通取締り、職務質問はだれのためにしているのか?
混雑する駅構内に立っている警察官は何をしているのか?
生活保護窓口に警察OBは必要か?
「安心・安全社会」の実現は警察活動の目的になるか?
防犯できるはずのない「防犯カメラ」が急増するのはなぜ?
特定秘密保護法と警察~国際テロ対策は必要か?
そんな疑問を解き明かす。警察活動の見え方が断然、変わる!
原田宏二さん(元北海道警・警察官)の講演
~ 元警察官からみた日本の監視カメラの不可解 ~
監視カメラだらけの日本の社会
監視カメラは警察の仕事をレベルアップしているのか?
北海道警察に対する情報公開の結果からわかる監視カメラの実態
警察と一体化する店舗やマスコミ
警察にルーズに情報提供する店舗
警察から貰ったカメラ映像を垂れ流すマスコミ
担当 清水 勉
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第20回全国市民オンブズマン京都大会
http://www.ombudsman.jp/taikai/
・申込書受付中(13/9/6まで延長しました) 以下チラシ・申込書をダウンロードしてFax(075-604-2135)もしくはメール kyoto-taikai@shiminwatcher.org 下さい。
http://www.ombudsman.jp/taikai/20thkyoto.pdf
申込書エクセル版は以下です。
http://www.ombudsman.jp/taikai/20thkyoto.xls