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2013年 05月 10日
13/5/10 18時より、紀伊國屋書店札幌本店1Fにて
『警察崩壊』出版記念 原田宏二さんトーク&サイン会が開催されました。 http://www.kinokuniya.co.jp/contents/pc/store/Sapporo-Main-Store/20130427180226.html 様子はニコニコ動画でも配信されました。 http://live.nicovideo.jp/watch/lv137238467 元北海道警察釧路方面本部長で市民の目フォーラム北海道代表の 原田宏二氏による3冊目の著書「警察崩壊 (つくられた“正義”の真実)」は 2013年4月8日に発行されました。 http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/828?osCsid=c5ef8adaef24860cc6679a5f898a1804 今回のトークイベントで、著者本人は「今回は警察暴露本ではない。 数字が出てきたり、裁判の話ばかりで、本当に面白く無い」と 謙遜していましたが、警察問題を扱う入門書としては最適だと思いますし、 大変興味深く読むことができました。 一般市民は当然、警察問題を扱うジャーナリスト・弁護士・市民オンブズマン・ 議員なども、警察組織の実態を実は知らないことが多いです。 知らないことで、警察の不祥事が何度も繰り返される現状に対し、少しでも 変えることができるのではないかと、原田さんは語っております。 以下、トークイベントの様子を聴きとって作ったメモです。 正確には動画を御覧ください。 -------------------------------------- 著書にも書いたが、北海道新聞は以前「北海道警察の麻薬おとり捜査失敗」の 記事をめぐって、お詫び記事を載せた。 その後、北海道新聞は「北海道警察の麻薬おとり捜査失敗はなかったのでは ないか」と思わせるくらい、北海道警察と仲良くなったように見える。 一例を上げると、ロシア人が北海道警察の違法おとり捜査をめぐり、 国賠訴訟を起こし、1審2審で北海道警察に50万円払えという判決が出た 事例を紹介したい。 1審2審判決では「おとり捜査の違法性は認められないが、裁判で捜査員が 偽証しており、偽証がなかったら無罪か軽い刑になった」として 国賠が認められた。 http://www.geocities.jp/shimin_me/doukeijyuuki_otori_s1.htm 最終的に先月4/16に最高裁で確定した。その紹介記事を比較したい。 読売新聞は「おとり捜査 賠償命令が確定」 北海道新聞 「道警おとり捜査 適法で確定」 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/459328.html 記事の中身は同じだが、随分印象が違う。 「北海道新聞は道警に気を使ったな」と思った。 (参考) 産経新聞 おとり捜査「適法」が確定 北海道警、偽証は賠償命令 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130418/trl13041817290005-n1.htm 日本経済新聞 道警おとり捜査の「適法」確定 最高裁決定 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1803H_Y3A410C1CC1000/ 時事通信 道への賠償命令確定=捜査員偽証で50万円-最高裁 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201304/2013041800861 これまで、北海道警察の裏金をめぐって、5冊の本が出ている。 1)警察内部告発者 著者:原田宏二 (上記は絶版 「たたかう警官」として改題し再刊) http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=3424 2)実録 くにおの警察官人生 著者:斉藤 邦雄 http://kyodo-bunkasha.net/modules/uu_cart/?ucart=main&item=187 3)恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白 著者:稲葉 圭昭 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2172691 4)真実 新聞が警察に跪いた日 著者:高田 昌幸 http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?isbn=978-4-7601-4114-2 そして5)今回の警察崩壊(著者:原田宏二)だ。 http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/828?osCsid=c5ef8adaef24860cc6679a5f898a1804 私は、作家の佐々木譲氏の「道警シリーズ」(笑う警官 など)にあやかり、 勝手に「新道警シリーズ」と名付けている。 この「新道警シリーズ」は、私はもう本は書かないが、まだ1-2冊は続くだろう。 今回新著を書いた動機について説明したい。 私は38年間警察にいたが、自分自身、警察を知っていただろうか。 何も知らなかったのではないかという思いが強い。 また、警察の裏金問題を告発して以降のこの9年間、全国あちこちでいろんな 活動をしてきたが、一番感じたのは殆どの人が警察に関心がないし、 そもそも警察を知らない。 警察に関わりがある人がほとんどいない。 運転免許書の書き換えくらいなのであたりまえ。 しかし、警察にある程度関わりを持っている人である、 ジャーナリスト、弁護士、国賠訴訟を行っている人、 さらに全国の市民オンブズマン活動を行っている人たち、 この人達も案外警察のことを知らないことがわかった。 現在、私が一番お付き合いのある人は弁護士。 次はオンブズマン活動をしている人。 せめてこの人達には警察組織が持っている様々な問題を知ってもらいたい。 警察の捜査能力が落ちている現在、冤罪が発生しやすい。 全国の冤罪被害者が国賠訴訟を起こしており、 再審請求も増えている。 志布志事件でわかるように、純朴な人たちがある日突然逮捕され 無実の罪を自白していく。 犯罪と縁とゆかりもない善良な市民、弱い立場の人も、 いつそういうめにあうか分からない。 警察に関心がない多くの人は、 自分の身に降り掛かってはじめてエッとなる。 それでは遅いのだ。 本来、警察をチェックする機関はたくさんある。 公安委員会、マスコミ、議会、知事などがチェック機能を失っている。 マスコミは、円安、株高で大騒ぎしているが、本来のチェック機能を 果たしているのか。 憲法問題もそう。 みなさんは、秘密保全法の制定の動きがあることを知っているのか。 警察の権限を拡大する秘密保全法がいつの間にかできようとしている。 警察問題も自分の身に振りかかる前に関心を持って貰いたいのが 私の切なる希望である。 本に書けなかったことを話したい。 捜査力が落ちているという話。 「隠れ冤罪」と私が勝手に造語を作った。 そもそも政府の冤罪の定義「無実の罪で裁判で1審有罪になった人」はおかしい。 志布志事件は1審無罪なので冤罪に当たらない。 厚生労働省の村木さんも1審無罪なので冤罪に当たらない。 去年旭川で女性が殺され、北海道警は後日ある女性を逮捕した。 その女性は20日後処分保留で釈放され、起訴されなかった。 日本では推定無罪の原則はひとつもない。 マスコミ報道されれば国民はみんな有罪だと思う。 起訴されなければ当然裁判も始まらない。これは冤罪ではないか? 1ヶ月ほど前、室蘭で殺人事件が起きたが解決していない。 旭川の例で道警はビビっているのではないか。 綺麗な言葉で言えば「慎重になっている」(笑) 近年、監視カメラが捜査に多用されているが、じつは法的根拠はない。 どういう手続でコンビニの監視カメラの映像を使うかきちんと法制化すべき。 捜査がすっかりデジタル化されてしまっている。 今は、昔の「靴すり減らして聞き込み」はないのではないか。 どうして警察裏金をめぐり、宮城県と北海道で違ったのかの話をしたい。 昨年の警察不祥事が過去10年で最高になり、警察庁が大騒ぎになった。 http://www.npa.go.jp/pressrelease/jinji/h24_syobun.pdf 昨年は現職警察官93人逮捕された ・個人的な犯罪行為が増えている ・組織的な失態行為 最近も、パソコン遠隔操作事件で誤認逮捕が起きている。 警察の対応が悪くストーカー殺人が各地で起こっているなど、 同じような失態を繰り返している。 警察の「冤罪と裏金と不祥事」に共通している部分がある。 警察にはコンプライアンスが決定的に欠如している。 「治安維持のためならこの程度の違法行為はいいだろう」という思い。 加えて警察に対するチェック機能が失われており、 警察の独善がある。 どうして北海道では裏金問題の解決ができなかったのか。 実は、宮城県警の裏金問題はほとんど解決できずに終わった。 宮城の市民オンブズマン活動は大変活発にも関わらず。 北海道とは宮城県知事が予算執行停止したのが違う。 ところで北海道裏金問題の全貌が解明できたのか。 北海道警察は9.6億返還したが、そんなものは氷山の一角でしかない。 あの裏金問題はいつ始まったのかわからないほど古い問題。 ごく一部を返しただけ。 残念ながら議会も途中でダメになり、監査委員も途中でダメ。 これは北海道・宮城両方とも同じ。 知事の対応がちょっと違っただけ。 私は全部の県警で勤務したわけではないが、全国の警察で 裏金システムがあると確信している。 私が勤務した山梨県警・熊本県警・警察庁にも裏金システムがあった。 各地の県警の内部告発者の話もある。 改革は内側だけでは難しい。 民主党政権が誕生したとき「警察を変える絶好のチャンスがきた」と思った。 今になって思えば、私は愚かだったと思う。 山梨県警では選挙違反取締りを行い、 政治の裏を見てきたつもりだった。 「政権が変われば警察組織を変えられる」と思ったのが甘かった。 今は中央集権体制を進めてきた自民党が復活し、警察改革はより難しくなった。 希望が見いだせないのか? 実は裏金問題は警察腐敗の一部にある。 政治家とのからみもあり、チェック機能が失われている。 市民の関心も低い。 冤罪の問題、不祥事が起きるのは当然の結果。 今後何をやらなければいけないか。 警察のこういう姿を繰り返し説明するしかない 実際に冤罪の被害にあった人、 単に警察批判をするのは簡単だがそれではだめ。 冤罪被害にあった人に対してそばに寄り添い、 裁判に具体的な行動で手助けし、直接話を聞く。 私はその問題を解決できるわけではない。 しかし話すことによって気持ちがやわらぐ。 具体的な活動を通じて訴えたい。 本を一人でも多くの皆様に読んでいただきたい。 私は「警察内部告発者」、各地の警察内部告発者の動きをまとめた 「警察vs警察官」、そして今回の「警察崩壊」と、 正確に言えば3冊出版した。 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2133202 今回の著書の反響を説明したい。 今回の「警察崩壊」を執筆していて、 「一般の市民が読んでいただけるのか?」と何度も思った。 簡単に言えば「面白くない」。 数字が出てきたり、裁判の話ばかり。 警察暴露本ならもっと売れる。 書いた本人もゲラを読んだら「面白くない」。 しかし出版社は「売れなくていい」と言ってくれた。 本当に面白くない。 しかし、著書を読んでもらった弁護士に話を聞くと、 「警察問題を扱う入門書としてはいい」とのこと。 そもそも教科書は面白くないものだ。 ジャーナリストの方の反響としては、 「自分たちはサツ回りで警察のことを知っているつもりだった。 著書を読んで、いかに知らなかったかが分かった。」 昨日あるジャーナリストの方 福島の人から感想の手紙が届いたので 紹介したい。 「私は在職中18年間報道部に配属し警察担当だった。 『警察と新聞は持ちつ持たれつの関係』とあり、 忸怩たる思いがある。 私は今は原発問題を研究している。 政治家・官僚・電力・産業界・マスコミ 誰ひとり事故の責任をとった人はいない。 この日本の無責任な現状をこの本でも反映している」 4月初め、現職の警察官から「本当のことを書いてくれてありがとう」と 北海道外から電話があった。 私には全国から電話がある。 警察の現場の方で「この組織おかしいのではないか」と思う人が徐々に増えている 我々の時代では考えられないような、警察相手に訴訟を起こす警察官もいる。 芽生えがあるのはひとつの救いである。 私も今年76歳。 9年前裏金問題に関わったのは65の時。 私は12月生まれ。去年の12月で75になり後期高齢者になった。 還暦だと現役で働いている人が大勢いるが、 77だと喜寿。「そろそろ引退しなさいよ」 私は健康は問題ないが、老害みたいなこと言われないうちに、 適当な時期に引退しないといけない。 あと1-2年はなんとかやろうと思っている。 現在、国賠訴訟の支援や、「市民の目フォーラム北海道」の活動、 さらに去年から大学で授業を持っている。 去年10校を回った。 これからの時代を担う人に伝えていく。 学生の中にはジャーナリストになる人、警察官になる人、 役人になる人もいるだろう。 少しでも私のような人がいたことを覚えていてほしい。 警察改革の花は咲きにくいが、種を蒔く作業をしたい。 今日もニコニコ動画で放映しており、 若い人も結構見てくれると思っている。 この本はちょっとむずかしいかもしれませんが、一度お読みいただきたい。 メールでも感想をいただければ全てにお答えしたい。 http://www.geocities.jp/shimin_me/ (現役の時には裏金を暴露できなかったのか?という質問に対し) 実はおそるおそるやっていた。 厚生課長の時、莫大な金がヤミに消えていたことがわかった。 警察は福利厚生施設があり、保険事業もやっている。 その際、保険会社から事務手数料が入るがそれがヤミに消えていた。 年間何千万という額。 それを受け入れる団体を作り、正規に受け入れて事業を起こし、職員に還元した。 裏に消えていた金を表に出した。 しかしこれは厚生課だけの問題だったからできたこと。 裏金は全警察でやっていたから手を付けることができなかった。 実は、警察官に対するノルマもやめさせた。 署長時に数字管理をやめさせた。 いつも公になる数字は最低。「それでもいい」といった。 おそるおそる、周囲の目を見ながらやっていた。 これまで忸怩たる思いがあったというのは事実である。 ---------------------------------------- 参考:「警察崩壊」の感想など 2013-05-01 弁護士武藤糾明の日記 「警察崩壊 つくられた”正義”の真実」 http://d.hatena.ne.jp/t-muto/20130501 2013年04月15日09:31 上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場 原田宏二『警察崩壊 (つくられた“正義”の真実)』旬報社の紹介 http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51721277.html 2013年 05月 10日 新宿駅集団暴行事件の目撃者を探しています! 目撃者を探しています! 5/10 追記 http://harada1210.exblog.jp/19359996/ 2013年 04月 20日 市民オンブズマン 事務局日誌 13/4/20大阪弁護士会シンポ「秘密保全法で警察不祥事も隠される!?」 http://ombuds.exblog.jp/18581719/
by ombuds
| 2013-05-10 21:43
| 警察
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