無駄な公共事業の象徴として、1都5県の住民が支出差し止めを求めて
住民訴訟を行っている、群馬県の「八ッ場ダム」。全国市民オンブズマン連絡会議も、
「
八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会」立ち上げに、人的・資金的に協力しています。
政権交代で大臣が「八ッ場ダム」中止と明言してから、にわかに脚光を
浴びています。特に、「推進派」の意見がマスコミに大々的に取り上げられ、
一般の国民の判断材料が限られてしまっているようにみえます。
千葉でずっと八ッ場ダム住民訴訟を支援してきたかたから、以下のメールが
流れてきました。
賛成・反対両方の情報をきちんと得て、判断する必要があるのではないでしょうか。
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むだな公共事業を止める取り組みとして、全国オンブズで議論してきた群馬県の「八ッ場ダム」。
民主党がマニュフエストに取り上げ、政権交代がスタートした16日に、前原国交大臣が「八ッ場ダムは中止」と明言してからは、ダム推進派が、「ここまで出来たダムをいまさら中止とは」とマスコミも同調しての大合唱です。
報道は、現地住民と称するダム賛成派の声一色で、また国交省をはじめ現地の首長の声は、事実に基づかないもの、事実を隠しているものが含まれ、マスコミの報道にも同様な主張をしている箇所が見られます。マスコミの誤報道には、即反応していますが、何分にも圧倒的な情報量です。是非皆さんのお力もお貸しください。
八ッ場ダムに反対している「八ッ場あしたの会」「八ッ場ダムに反対する千葉の会」などがHPで情報を発信していますので、正しい情報はこちらでご覧ください。
特に、「みんなの八ッ場パーフエクトガイド」は必見です。ー両方で見られますー
「八ッ場あしたの会」サイト
http://www.yamba-net.org/
【八ッ場ダムをストップさせる千葉の会】サイト
http://yanbachiba.blog102.fc2.com/
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・ 「八ッ場あしたの会」サイト より
http://www.yamba-net.org/
八ッ場ダムについて流されている情報の誤りについて
八ッ場ダム事業について、関係各都県の知事や国土交通省から主に次のような情報が流されていますが、いずれも事実に基づくものではありません。
I. 八ッ場ダム事業は継続したよりも中止した方が高くつく。
II. 八ッ場ダムはすでに7割もできているので、今さらストップできない。
III. 八ッ場ダムの暫定水利権がダム中止に伴って失われる。
IV. 大渇水到来のために八ッ場ダムが必要。
V. 八ッ場ダムは利根川の治水対策として重要。
さらに、八ッ場ダムの中止に対して地元の町とダム予定地から強い反発が出されていますので、そのことを踏まえて考慮すべき事実と今後取り組むべきことを
Ⅵ ダム予定地の生活再建と地域の再生について
として整理しました。
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