名古屋城有識者会議(天守閣部会・石垣部会)において、傍聴者・マスコミに配布されていなかった資料があった問題で、名古屋市は17/9/8になって名古屋市民オンブズマンに開示しました。
「資料作成:竹中工務店」とあり、名古屋市としては資料作成に関わっていなかったことが判明しました。
なお、天守閣部会の資料の一部については、「配付資料のうち、技術上のノウハウに関する情報を含む部分については、公にすることにより、法人の通常有する競争上の利益が損なわれると認められるため」非公開となりました。
17/5/10 特別史跡名古屋城跡全体整備検討会議 第1回 天守閣部会 資料
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170510-4.pdf17/5/12 特別史跡名古屋城跡全体整備検討会議 第21回 石垣部会 資料
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170510-4.pdf17/6/15 特別史跡名古屋城跡全体整備検討会議 第2回 天守閣部会 資料
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170615-4.pdf17/5/12に石垣部会構成員が「極めて重要な資料」指摘した「S-008」という資料も公開されました。
名古屋城木造化については、その内容以外にも、市民への情報公開・市民参加という点からも極めて問題を抱えています。
市民に広く説明を求めたいのですが、名古屋市は木造のための寄付金集めをはじめるなど既成事実を積み重ねています。
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名古屋市民オンブズマン 名古屋城 木造天守閣問題特集
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm