15/9/18に行われた名古屋市議会経済水道委員会で、平成27年9月補正として提出された名古屋城天守閣木造化に関する議論がなされ、市側の答弁が不十分でもめにもめました。
午前10時05分から始まった委員会は、昼の休憩をはさんで午後2時15分ごろまで続きました。
以下概要
・補正予算が通れば、年末からタウンミーティング、その後、来年4月以降に出る技術提案交渉方式の結果を踏まえて市民アンケートを行う
・「名古屋城整備計画検討委員会」では14回も議論したが、木造天守閣について話もしていないし、意見も聞いてない。今後伺いたい。
・文化庁に対し、技術提案協議方式について話をしていない。
・名古屋市財政局が今年9月4日に発表した今後の財政収支見通しには名古屋城復元に関する予算は入っていない
・国土交通省に対して木造天守閣復元の概略を話しただけで具体的に話していない。補助金は国策のものが優先される
・河村市長が2020年までに名古屋城木造化ができるとした根拠はだれも聞いていない
なお、15/9/17に名古屋城整備室から電話があった、9月10日市長提案「先般の経済水道委員会所管事務調査において、天守閣復元にかかる複数の整備手法・経済効果及び誘客効果等について示すべきとのご指摘をいただいておりました。この間、私自らが、誠実に調査・検討してまいりました結果について、議会へ提出いたします。」
の資料は本日も提出されませんでいた。
(提出するのは、先日名古屋市民オンブズマンあてに開示された資料だと認めました)
http://nagoya.ombudsman.jp/castle/150908.pdf
次回の木造化議論は9/25(金)に市議会経済水道委員会で行います。
http://www.gikai-tv.jp/dvl-nagoya/
以下メモをPDFでアップします。
http://nagoya.ombudsman.jp/castle/150918.pdf
↑名古屋市民オンブズマンに開示された、「名古屋城天守閣整備 これからの進め方(案)」