名古屋市議会は12/12/10に議員提案で政務調査費改正条例案を
本会議に提出し、提案理由の説明ならびに委員会の付託を省略、
質疑なし 討論通告なしで全会一致で可決しました。
http://nagoya.ombudsman.jp/data/nagoyaseimu121207.pdf
これは、12/8/7衆議院総務委員会での地方自治法改正提案者の
公開の場での条例制定を求める発言に反するだけでなく、
市民参加の促進、市民の多様な意見の反映、情報の公開を
求めた名古屋市議会基本条例に明らかに違反しています。
また、改正の中身についても市議会議長会のモデル条例案
そのままであり、非常に問題が多いです。
今後の対応は早急に検討します。
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名古屋市民オンブズマン 政務調査費特設ページ
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/seimutyousahi/index.htm
全国市民オンブズマン連絡会議 政務調査費特設ページ
http://www.ombudsman.jp/seimu.html
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名古屋市会 平成24年11月定例会
12月10日 本会議中継
http://www.nagoya-city.stream.jfit.co.jp/days_list.php?GIKAIID=13121
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名古屋市議会基本条例
http://www.reiki.city.nagoya.jp/reiki_int/reiki_honbun/i5021202001.html
第17条 (政務調査費に関する基本的な考え方)
政務調査費については、使途の透明性を確保するために、領収書等の
証拠書類を公開するとともに、政務調査費による活動成果を市民へ
報告するよう努める。
2 政務調査費に関しては、別に条例で定める。この条例を制定し、
又は改廃するときは、議会基本条例の趣旨を踏まえ、これを提出する。
平成24年8月7日(火曜日) 衆議院総務委員会
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm
橘 慶一郎議員「この条例を定める際にそれぞれ地方議会において
審議をされる、その審議の過程において、また住民の皆さんが
監視をなさる、こういった形によりまして、この政務活動費の
無駄の排除あるいは活動費の妥当性ということについて担保される」
川端達夫総務大臣の意見「議会の中でけんけんがくがく
有権者の前で御議論いただいて決めていただくということは、
大変意味のあること」
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