4月3日(日)の愛知万博
公式入場者数:61,255人(4月3日21:30 最終)。結局春休みの休日でも1回も目標の8万人に届かなかった。
読売新聞で、
「環境」万博 ごみ難問 1週間で100トン ◆9種分別で混乱/「手作り弁当可」で増/客のモラル不足も という記事があった。手作り弁当持込可にしたのなら、
割り箸は不可にして、塗り箸のみにすれば、というのはもっと早めに言っておくべきだったろうな。
そもそも環境博と言うのは後からとってつけたコンセプトであり、だから対応がその場その場でまちまちである。そもそも大規模イベントでの環境対策で先進的なのは実は大学祭であることをご存知だろうか。「きゃんぱすえころじー」といって、大学祭をいかに環境に配慮するかをさまざまな形で取り上げている。ごみ分別や、洗い皿(模擬店に皿を貸し出し、食べ終わった後は皿を洗ってまた使う。皿を洗う人は食べた本人のこともあり。)などはかなりの大学で取り入れられている。きゃんぱすえころじーが言われるようになって10年ちょっと。ノウハウはかなり蓄積されているはずだが、「環境博」である愛知万博ではあまり取り上げられている気配はない。(ごみ分別はされているようだが。)
結局、コンセプトはどうであれ、「万博」がしたかっただけなんだね。中部国際空港は無事開港したし、道路もつながったし。今回の万博で作った道路に関しては、また詳しく調査したい。